セリアで見つけた【3種】を徹底比較!子どもが使いやすい「ネッククーラー」を探せ☆
学校から帰ると汗だくの子どもたち。
今からこの調子で、夏本番はどうなるのかと心配です。
今年はマスクの着用があり、いつも以上に暑さを感じそうですね。
子どもたちが通う学校からも「ネッククーラーやクールバンダナ、保冷剤や保冷バッグ等は、御家庭の判断で使用して下さい」と、例年にはないお便りもきました。
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おなじみの100均『セリア』にも、暑さ対策グッズがたくさん出ています。
今回は、「水」さえあれば繰り返し使えて、子どもが学校に持っていきやすい「ネッククーラー」を購入。
◎使いやすさ
◎付け心地
◎ひんやり度
この3つのポイントで比較してみました。
生地の好みや、冷たさの感じ方など、個人差があると思いますが、少しでも参考になればうれしいです。
まずは、種類ごとの特徴をまとめてみます!
「A」のネッククーラー
☑浸水時間は約30秒
☑綿100%のため、安心の付け心地
☑ひんやり感が長時間持続する
首周り部分には「高分子吸水ポリマー」が入っていて、水に浸すことでポリマーがたっぷり水を吸います。
その吸った水をゆっくりと気化させることで、肌の表面温度を下げてくれる商品です。
【材質】(生地)綿100% (内容物)高分子吸水ポリマー
【長さ】大人サイズ約90センチ(私が行ったセリアには、こどもサイズはありませんでした。小学生なら大人サイズでも使えると思います)
【使用方法】吸水ポリマーの入った部分を約30秒、水に浸す
【ひんやり感】
ひんやり感が長時間持続します。
冷たさを感じにくくなった時には、首から外して軽くパタパタと振るとひんやり感がもどります。
ふくらむとこんな感じに。
「B」のネッククーラー
☑浸水時間は10~15分
☑ポリエステル特有のひんやり感はあるが、生地が乾くと感じなくなる
☑ポリマーが片寄るので、均一にのばす必要あり
上が大人用。下がこども用。
「A」と同じくポリマーに水を吸わせるタイプですが、「A」と比べるとポリマーの粒が大きいです。
そのため、生地の中で吸水ポリマーが片寄ってしまい、均一になるよう移動させる必要があります。
【材質】(生地)ポリエステル・綿 (内容物)高吸水ポリマー
【長さ】大人用約95センチ/こども用約65センチ
【使用方法】吸水ポリマーの入った部分を10分~15分、水に浸す
【ひんやり感】
最初はひんやり感じます。でも、水が気化する冷たさというより、生地そのものの冷たさのような気が…。
生地が乾くにつれて、ひんやり感をほとんど感じなくなります。
ポリマーの粒が見えるでしょうか?粒が大きく、量は少ないので「A」のようにはふくらみません。
「C」のネッククーラー
☑水に濡らして絞るだけでOK
☑見た目はカサカサしそうだけれど、水に濡らすと意外にやわらかくなる
☑安定した「ちょっとひんやり」感
どのような仕組みで冷たくなるのかは分からないのですが、水に濡らすとひんやりします。
見た目はビニール?のようですが、水を含むとやわらかくなり、付け心地は悪くありません。
【材質】ポリビニルアルコール、ポリエステル
【長さ】約66センチ(ミニリング付き)
【使用方法】水で濡らし、軽く絞る
【ひんやり感】
すごく冷たくはならないけれど、安定的に「ちょっとひんやり」が続きます。
それぞれ所定の時間、水に浸けるとこんな感じに。
「使いやすさ」「付け心地」「ひんやり度」を5段階で評価!
◆使いやすさ
A ★★★☆☆
B ★☆☆☆☆
C ★★★★★
使いやすさで選ぶなら、濡らすだけでOKの「C」がダントツ。
10分以上浸す必要がある「B」は、忙しい朝などはちょっと使いにくそうですね。
「A」は約30秒必要ですが、一回浸水させれば長続きします。
◆付け心地
A ★★★★☆
B ★★★☆☆
C ★★☆☆☆
「A」は綿100%なので、付けていて一番安心感がありました。
「B」は生地にポリエステルが入っているため、ポリエステル特有のひんやり感があります。
「C」は見た目のイメージとはちがってやわらかく、付け心地はそこまで悪くありません。
◆ひんやり度
A ★★★★☆
B ★☆☆☆☆
C ★★☆☆☆
ひんやり感が長時間続き、空気にあてるとまた復活する「A」がこの中では一番。
「B」は、最初ちょっとひんやりしますが、時間が経つとほとんど感じなくなります。
「C」は、安定的にちょっとひんやり程度を保ってくれます。
【まとめ】私のオススメは「A」!人気商品とも比較してみました
今回の比較の結果、私のオススメは、
約30秒の浸水でOK、長時間ひんやりが持続する「A」のネッククーラーです。
ちなみにわが家には、ドラッグストアなどで売られている「しろくまのきもち サマースカーフ」もあります。
こちらは、680円(税抜)で購入。
「しろくまのきもち」も、先ほどの「A」と同じくポリマーに水を吸わせるタイプで、浸水時間は約30秒です。
試しに「しろくまのきもち」と「A」の両方を付けて過ごしてみたのですが、
結果、ひんやり度はほとんど差がありませんでした!
もちろん、今回「A」は新品を一回使用しただけなので、続けて使ったときの耐久性はまだ分かりません。
でも100円で手に入るので、予備やお試しとして、使ってみる価値は十分あると思います!
お子さんに伝えてください♪ネッククーラーを使うときの注意点
実際に使ってみて、「これは子どもにちゃんと言っとかないと…!」と思ったことを3つご紹介します。
1) 水を吸わせすぎるとパンパンになって付け心地がよくないので、浸水時間は守りましょう
2) 浸水後、強く絞るとポリマーが生地から出てきてしまうので、軽く水気を取るくらいにしましょう
3) 学校などでネッククーラーを外すときには、ビニール袋に入れておきましょう(教科書やランドセルが濡れてしまうので)
生地の好みや、冷たさの感じ方など、個人差があるかと思いますが、少しでも参考になればうれしいです。
暑さ対策をしっかりして、子どもたち、元気に過ごしてくれるといいですね♪