夏が終わりに近づくと、そろそろかな?とそわそわし始めるのがぶどうのシーズン。
我が家では上の子の「ぶどう食べたい!」から始まって、気づけば「とってみたい!」にレベルアップ。せっかくなら本場でぶどう狩りをしてみようと、山梨県甲州市勝沼町にある「勝沼グレパーク」まで足をのばしてきました。
浜松からは高速で2時間ちょっと。決して近いとは言えない距離ですが、結論から言うと本当に行ってよかった!今回はその様子を前編・後編の二本立てでたっぷりお届けします。
■朝はいつも通り、ちょっとワクワクした出発
当日は特別に早起きすることもなく、いつも通りの時間に起床。ささっと朝ごはんを済ませて、身支度を整えたら出発です。
「今日はぶどう狩りだよ」と伝えると、上の子は朝から目をキラキラさせながら準備万端。下の子もつられて何だか嬉しそうな様子で、玄関に向かう足取りもいつもより軽やかでした。
道中は東名から新東名へ。景色がだんだんと山あいへ変わっていくのを眺めながら、後部座席からは「まだかな?」「着いた?」の声が何度も飛んできて、車内はにぎやかな空気に包まれていました笑
最初は数えていたその回数も、途中からは数えるのをやめてしまうほど。子どもたちのワクワクが伝わってくるようで、運転をしながらこちらまで自然と笑顔になってしまう、そんな道中でした。
途中、サービスエリアで一度休憩を挟みながらのドライブでしたが、車窓からの景色が変わっていくのも子どもたちにとっては良い刺激になったようです。山々の緑が濃くなり、少しずつ空気が澄んでいくのを感じながら進むうちに、いつの間にか眠気も吹き飛んで、後部座席は終始にぎやかなおしゃべりタイムに。
高速を降りてからは、ぶどう畑が広がるのどかな景色に変わっていきます。「ぶどうの木がいっぱいある!」と窓の外を指さす上の子の声に、下の子も一緒になって「あ!あ!」と反応する様子がとても微笑ましく、目的地が近づいてきたことを実感させてくれました。道の両側にずらりと連なるぶどう棚を眺めながら、これから始まる体験への期待がどんどん膨らんでいったのを覚えています。
■勝沼グレパークに到着!広々とした畑に大興奮
到着したのは10時ごろ。勝沼グレパークは、食べ放題とぶどう狩りがセットになったプランが用意されていて、受付を済ませたらすぐに畑へ向かえるのが嬉しいポイントです。マイクロバスでの移動などは必要なく、駐車場から一歩入ればもうそこはぶどうの世界が広がっています。
畑に足を踏み入れた瞬間、頭上いっぱいに広がるぶどうの棚を見上げて、2人の子どもたちは目をキラキラさせていました。「見て見て!」とあちこち指をさしながら歩き回る姿は、こちらまで嬉しくなるほど。
畑は地続きで段差が少なく、平坦な造りになっていたので、ストレスなく歩けそうだなと感じました。小さな子ども連れでも安心して回れる環境というのは、親としてはとてもありがたいポイントです。
受付では、ぶどうの狩り方やマナーについても丁寧に説明してもらえました。房のどの部分をはさみで切るのか、食べ終わった軸はどうすればいいのかなど、初めてのぶどう狩りでも迷わず楽しめるように配慮されているのが伝わってきて、安心して畑へと足を踏み出すことができました。
畑に一歩入ると、ぶどうの葉がちょうどよい日陰を作ってくれていて、真夏でも思っていたより涼しく過ごせるのが印象的でした。頭上から降り注ぐ葉洩れ日と、あちこちから聞こえてくる家族連れの楽しそうな声。畑全体が優しい雰囲気に包まれていて、初めて訪れる私たちも自然と肩の力が抜けていくのを感じました。

園内には手洗い場も設けられていて、ぶどうを食べて手がベタついてもすぐに洗い流せるのがありがたいポイント。小さな子どもがいると衛生面が気になるものですが、こうした設備がこまめに用意されているおかげで、安心して思いきり楽しむことができました。


■シャインマスカットと藤稔、狩って食べるがスタート
さっそく案内してもらったのは、定番の「シャインマスカット」と「藤稔」の2品種。房を選んで、はさみでぱちんと切って、その場でいただく。この一連の流れが子どもにとってはたまらなく楽しいようで、上の子は自分で選んだ房を誇らしげに見せてくれました。小さな手ではさみを扱うのは少し難しそうでしたが、それでも真剣な表情でチャレンジする姿は、見ているだけで胸がいっぱいになる瞬間でした。
シャインマスカットは、淡い黄緑色の粒がぎっしりと連なっていて、日の光を浴びるとまるで宝石のように輝いて見えます。一方の藤稔は、その大きさにまず驚かされました。手のひらにすっぽり収まりきらないほどの粒の大きさに、上の子は「おっきい!」と目を丸くしながら興奮気味。品種によってこんなにも見た目や大きさが違うのかと、大人の私たちも改めて感心してしまいました。
スタッフの方がぶどうの特徴を丁寧に説明してくれたのですが、正直知らない品種もたくさんあって、大人の私たちも「へえ、そうなんだ」と発見の連続。ぶどうと一言でいっても、粒の大きさや甘さ、香りがこんなに違うものかと、家族みんなで味くらべを楽しみながらのスタートとなりました。
甘くて瑞々しいシャインマスカットに、大粒でジューシーな藤稔。どちらも一口食べるたびに「おいしい!」の声が上がり、頬張るたびに顔がほころぶ子どもたちの様子を見ながら、ここから先の時間がますます楽しみになる幕開けでした。
普段スーパーで見かけるぶどうとは一味も二味も違う、収穫したてならではの香りの強さや果汁のあふれ具合に、大人の私たちもすっかり夢中に。子どもたちの「もう一個食べたい!」という声に応えるように、次々と違う房へと手を伸ばしていく時間は、家族みんなにとって特別なひとときになりました。

■お出かけ前に知っておきたいポイント
畑は地続きで歩きやすいとはいえ、土の上を歩くことになるので、履き慣れたスニーカーで行くのがおすすめです。サンダルだと少し歩きにくさを感じるかもしれません。
また、夏場から秋口にかけては虫との遭遇もあるので、虫よけスプレーを持っていくと安心です。ぶどうを食べると手がベタつきやすいので、ウェットティッシュやタオルも忘れずに。我が家も念のため多めに持っていきましたが、結果的に大活躍でした。
服装は動きやすいものであれば特に指定はなく、日差しが気になる場合は帽子があるとより快適に過ごせそうです。子ども連れでのお出かけは荷物が多くなりがちですが、身軽な格好で行くと畑の中を思う存分歩き回れて、より楽しめるはずです。

畑に足を踏み入れてからまだ序盤ですが、この時点ですでに子どもたちの笑顔がたくさん見られて、来てよかったという気持ちでいっぱいになっていました。
後編では、時間を気にせず遊びながら味わったぶどう狩りの様子や、下の子との微笑ましいエピソード、施設の快適な設備、そして帰り道の様子までたっぷりお届けします。お楽しみに!
■勝沼グレパーク 施設情報
住所:山梨県甲州市勝沼町勝沼2972
電話:0553-44-0645
営業期間:7月25日〜11月10日(予定、変動する可能性あり)
営業時間:平日8:00〜17:00/土日7:00〜17:00
駐車場:無料駐車場あり(17台)
アクセス:中央道「勝沼IC」から車で約5分
※営業期間・時間・料金などは変動する可能性があります。お出かけ前に公式サイトやSNSで最新情報をご確認く

