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子どもと一緒に作ろう!身近な食材で夏の薬膳

はじめまして。
浜松市で女性のための漢方相談店「ひだまり漢方」を営んでいる、漢方薬剤師・薬膳師のあっこです。
小学生&園児の二児の母として子育てをしながら、漢方や薬膳の知識を生かし、女性の体調に寄り添う仕事をしています。
これから、季節の養生や薬膳、生理にまつわること、ママに起こりやすい不調など、毎日を元気に過ごすために役立つ情報をお伝えしていきます。

目次

薬膳は、身近な食材で始められます

2025年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「薬膳」。
みなさんは、「薬膳」と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「特別な材料が必要そう」
「独特な味がしそう」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも、実はそんなことはありません。

薬膳とは健康を保つことや体調を整えることを目的に、食材が持つ特性を生かして作る料理のことです。
そしてその特性は、スーパーに並んでいる身近な食材一つひとつにもあります。
つまり特別な材料を用意しなくても、いつもの食材で薬膳を作ることができるのです。
今回は、暑い夏を元気に過ごすために取り入れたい、身近な食材を使った薬膳をご紹介します。

夏はどんな季節?


夏は汗をたくさんかき、体の水分や元気を消耗しやすい季節です。喉が渇く、体がだるい、疲れやすいといった不調が起こりやすいだけでなく、暑さや湿気、冷たい飲食物のとりすぎによって胃腸の働きが弱ると、食べたものから体に必要なエネルギーを十分につくれず、夏バテにつながってしまいます。
また、暑さで体に熱がこもると、気持ちが落ち着かずイライラしたり、うまく眠れなくなったりすることもあります。
夏を元気に過ごすためには、失われた水分や元気を補い、体にこもった熱をやわらげながら、胃腸に負担をかけないことが大切です。

夏におすすめの食材

夏の体調や目的に合わせて、次のような食材を取り入れてみましょう。
ここでご紹介するものは、身近な食材の一例です。

体にこもった熱をやわらげる食材
トマト、きゅうり、ズッキーニ、すいか、キウイ、小麦、緑茶

体の潤いを補う食材
トマト、きゅうり、すいか、豆腐、豚肉、卵、牛乳

弱った胃腸を助け、元気を補う食材
米、いも類、きのこ類、かぼちゃ、とうもろこし、枝豆、鶏肉

湿気が多い時期におすすめの食材
とうもろこし、冬瓜、きゅうり、はと麦、枝豆、黒豆

夏は体を冷ます食材を取り入れたい一方で、胃腸を冷やしすぎないことも大切です。できるだけ温かい料理で食べるか、難しい場合は、ねぎや生姜などの薬味を組み合わせてみましょう。

子どもと一緒に作ろう!夏の簡単薬膳レシピ

とうもろこしと枝豆の炊き込みご飯

とうもろこしと枝豆は、弱った胃腸を助け、元気を補いたい夏におすすめの食材です。とうもろこしの芯も一緒に炊くことで、甘みや香りがお米に移り、やさしい味わいになります。

材料(3〜4人分)
・米 2合
・とうもろこし 1本
・枝豆 さや付きで約100g
・塩 小さじ2分の1程度
・白ごま お好みで

作り方
1.米を研ぎ、炊飯器の2合の目盛りまで水を入れます。
2.とうもろこしは実を芯から外し、芯は3等分に切ります。
3.炊飯器に塩を加えて軽く混ぜ、とうもろこしの実と芯をのせて炊きます。
4.枝豆を茹で、さやから豆を取り出します。
5.炊き上がったら、とうもろこしの芯を取り出し、枝豆を加えて全体を混ぜます。
6.器に盛り、お好みで白ごまを振ったら完成です。

(とうもろこしや枝豆は、缶詰や冷凍のものでも作れます。)

枝豆をさやから出す、炊き上がったご飯と混ぜあわせるなど、小さなお子さまでもお手伝いできる工程が多いです。
※小さなお子さんが食べる場合は、枝豆を細かく刻むなど、年齢に合わせて調整してください。

トマトと卵のスープ


トマトは体にこもった熱をやわらげ、潤いを補う食材です。卵と一緒に温かいスープにすることで、胃腸を冷やさずに取り入れられます。

材料(3〜4人分)
・トマト 1個
・卵 1個
・水 500ml
・鶏がらスープの素 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・ごま油 少々
・塩 適量

作り方
1.トマトを食べやすい大きさに切り、卵は器に割って溶いておきます。
2.鍋に水とトマトを入れ、火にかけます。
3.トマトがやわらかくなったら、鶏がらスープの素としょうゆを加えます。
4.スープが軽く沸騰したら火を弱め、溶き卵を少しずつ流し入れます。
5.卵に火が通ったら、ごま油を加え、塩で味を整えて完成です。

こちらも簡単な工程なので、ぜひお子さまと一緒に作ってみてください。

薬膳は、特別な料理を作ることではありません。夏にオススメの食材に旬の食材が多いように、旬のものを取り入れることも季節に合わせた立派な食養生です。
親子で作る時間も楽しみながら、夏の食卓に取り入れてみてくださいね。

次回は、暑い夏を元気に過ごすための養生についてお伝えします。
お読みいただきありがとうございました。


ひだまり漢方
薬剤師・国際中医専門員・国際薬膳師
あっこ先生

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