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皆さん、今年もおつかれさ馬でした。遠州天狗屋の縁起物で来年も100万馬力。2026年も一年楽しく駆け巡りましょう‼︎ 恒例『新春てんぐちゃん展』のご紹介です。

今年もこの季節がやってきました。
KOSODATE BASEの前身のオンモプラスの時代から今まで。毎年紹介をさせていただいている新春イベント。そう‼︎ 新春てんぐちゃん展の紹介ですっ‼︎
毎年、干支の動物にまつわる地域の伝説をモチーフに展開する新春てんぐちゃん展。2019〜2020年にかけての子年に始まり、子・丑・寅・卯・辰・巳…そして2025〜2026年新春の午年。十二支もとうとう折り返し地点を越しました。
さて、今年はどんな感じでしょう。

目次

本題に入る前に。遠州天狗屋とは? てんぐちゃんとは? 何者なの⁉︎

皆さんは遠州天狗屋という″縁起物づくりユニット″をご存知ですか?
遠州天狗屋とは張り子作家「坂田吉祥」と、遠江天狗の「てんぐちゃん」による縁起物作りユニットです。

遠州天狗屋の張り子はただかわいいだけではなく、郷土の民話や伝承をモチーフに縁起物や郷土玩具を作られます。手にとってくれた方が「遠州にはこういう話があるんだね〜」って楽しみながら地元のことを知ることができる作品を作っている作家さんです。

張り子の制作・販売以外にも、今はイベントの出店やアートイベントのワークショップ。さらにイラストレーターとしての活躍も目覚ましい遠州天狗屋。最近では浜松市のネットCMにも出演されているようです。
もぅ、街の顔ですね。

リンク先▶︎浜松動画チャンネル『ハマロコ』

そんな遠州天狗屋の1年の節目として、その年の干支をテーマに開催されるのが新春てんぐちゃん展。
大小の可愛らしい張り子の他に、さまざまなてんぐちゃんグッズも販売されます。
見るだけでももちろんOK。触って楽しい作品もあるので、子連れでどうぞ遊びに来てください。

今年のテーマは『午年』。秋葉山の天狗が乗って天を駆けた白馬がモチーフだに♫

まずはこちら。今回の新春てんぐちゃん展のDMです。
ジャジャン♫

今年は午(うま)年。今回も干支の馬にかけて、浜松に伝わる伝説を紹介してくれます。
天竜区春野町にある秋葉神社。こちらには天狗ランキング的にも遠州一とも言われる″秋葉三尺坊″と呼ばれる天狗さまがいらっしゃいます。
その秋葉三尺坊が乗って天に駆けていった…と語り継がれている白馬をイメージして、今回は白馬の縁起物がいっぱい用意されました。

様々なサイズ・種類の張り子
キーホルダーに、
ステッカーも。まだまだ他にもいっぱいあります。

馬は食欲旺盛。
むしゃむしゃと厄を食べる縁起の良い動物とされています。
ぜひ、新春てんぐちゃん展でかわいい縁起物を手に入れて、2026年もウマくいく1年にしましょう🐴

天竜二俣に新しくできたつどいの場『どんつき』が会場です。

毎年、浜松市内のさまざまな会場で行われてきた新春てんぐちゃん展。今年は初めて、天竜二俣で開催されます。

天竜二俣は浜松中心街からは離れていますが、レトロな街並みと個性的でオシャレな店が並ぶ注目のエリア。美術館や音楽ホールもあったり、ショッピングにグルメ。夏には川遊びもできる楽しい町です。

天竜二俣の″クローバー通り商店街″を北にまっすぐ歩いていくと ″どんつき(突き当たり)″にあるのが、今年6月にオープンした『コミュニティスペース どんつき』。こちらが会場です。

コミュニティスペース どんつき

どんつきは駐車スペースが限られるため、お車でお越しの場合は二俣小学校前市営駐車場(無料に停めていただくのをお勧めします。
二俣小学校前市営駐車場からどんつきまで徒歩9分ほどかかりますが…。ちょっと遠い??

いえいえ、天竜二俣が好きな私としては、9分と言わずもっともっとゆっくりのんびり散歩しながら、二俣の景色を楽しみつつ会場に向かうのがオススメです。興味のあるお店があったら覗いてみてくださいね〜
(※静岡銀行さまの営業日以外は、静岡銀行天竜支店の駐車場も利用可能です。)

今年は遠州天狗屋が絵本のイラストを担当しました。『浜松ウィンメルブック』も手にとってみてほしい。

今年は遠州天狗屋にとって、一つ大きなチャレンジがあったそうです。
な、な、何と。絵本のイラストを担当したんだそうです。
聞いたところによると″文章のない絵本″だそうですよ。どんな絵本なんでしょう?

こちらがその絵本。浜松WINMELBOOK(ウィンメルブック)

本を開いてみると、それぞれ見開きで、浜松の旧7区画(中区・東区・西区・南区・北区・浜北区・天竜区)の景色や建物・文化が、びっしり細かく、面白おかしく描かれています。

楽しくかわいい絵がいっぱいで、文章がまだ読めない小さなお子さんでも楽しめますし、文章がないから子どもたちが自由な発想で物語を作ることができる本です。

浜松市旧南区のページ

この絵本は、子育て中の親御さんたちを楽させてあげたいという発想から産まれたそうですよ。
親御さんが子どもにかかりっきりにならなくても、この本で子どもたちが遊んでくれるんじゃないか?
きっと、浜松のことをもっと知ってくれるんじゃないかな。「この絵はどういう意味なんだろう」って浜松モノシリ博士になったりして笑。

この本について、もっと突っ込んでお話を聞いて見たい方は、12月28日18:30〜19:30に新春てんぐちゃん展と同日・同会場で行われる浜松WIMMELBOOK展にて、絵本についてのトークイベントも行われますのでぜひお越しください。

また、浜松市内を中心に、多くの書店でこちらの本を扱っております。
お子様へのプレゼントに、浜松のお土産に。ぜひお求めください。
取り扱い店舗一覧はこちらです。

数量限定、秋葉の天狗張り子も頒布します。秋葉山の御加護と文化継承の願いを込めて、ぜひ手にとっテング‼︎

こちらも天狗の張り子ですが、全国秋葉信仰の総本山 秋葉山本宮秋葉神社公認の秋葉の天狗張り子。今年の張り子は馬頭観音にインスパイアされた起き上がりの天狗達磨だそうです。
こちらの張り子、今までは秋葉山で販売されていましたが、今年からは「新春てんぐちゃん展」会場のみで頒布されます。(購入予定の方、くれぐれもご注意ください。)

新春てんぐちゃん展で天狗張り子を授与(購入)したのち、正一位秋葉神社に持参すると、ご祈祷を受けることができます。初穂料は3,000円。希望すれば「秋葉神社」の名入れや、本殿に「奉納〇〇殿」と記した札を添えて奉安してもらえます。

秋葉神社の幸福の鳥居

二俣まで行けない人も大丈夫。新春てんぐちゃんグッズはこちらでもご覧いただけます。

「せっかく毎年楽しみにしていたのに、天竜二俣までは行けないなぁ〜」
年末年始は忙しいので、なかなか行けない人もいらっしゃるかと思います。

でも大丈夫。
浜松市中央区・静岡市葵区のショップに、期間限定で新春てんぐちゃんコーナーが併設されるそうです。
どのお店も個性的で面白いお店です。もし行かれた事がなければこの機会にお立ち寄りください。


さて、この記事が公開されるのは12月24日予定。
先日、遠州天狗屋に取材をさせていただいた時は、新春てんぐちゃん展に向けて必死に追い込み時期でした。
多分、今も必死に作っていると思いますよ〜笑

全て手作りの一点もの。表情も少しづつ違います。
ぜひ会場で手にとってお楽しみください。
会期は2025年12月27日〜2026年1月4日まで。全日作家が在廊しています。
会場でお待ちしてい馬ーす👺

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