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【令和8年度】小学校入学準備はできた?手続きや準備手順を徹底解剖!

あっという間に今年も残り3か月!お子さんが年長のお母さん・お父さんたちはそろそろ入学準備が本格化してくる頃ってご存じでしたか?
ラン活が当たりまえになり、多くのブランドから数多くのランドセルが販売されるようになりましたが、もちろん入学準備はランドセルだけではありません!
今回は入学直前に慌てなくて済むように、小学校入学前に終わらせておきたい準備を一挙公開していきます。

目次

準備をタイムラインで解説!いつ、何を始めるの?

入学準備は、1年前から少しずつスタートしておくのが安心です。
浜松市では10月に「就学時健康診断」の案内が届き、12月下旬〜1月にかけて入学通知書が送られてきます。このあたりを“スタート地点”にすると、スケジュールが立てやすくなります。

たとえば、秋の健康診断で結果を確認したら、そのまま予防接種の打ち漏れチェックも完了。冬休み中には必要な治療を終えて、年明けからは入学説明会や学用品の注文、通学路の下見を順番に進めるイメージです。
直前の春休みには生活リズムを整え、持ち物に名前を書いて…と段階的に進めればバタバタしません。

もうすでに就学前健診の案内が届き始めた家庭もあるのではないでしょうか?
「いよいよ準備が始まるぞ!」と熱量があるあいだにどんどん作業をすすめてしまいましょう。

健康診断と予防接種は年内に

10〜11月に行われる就学時健康診断では、内科・歯科・視力・聴力など幅広くチェックされます。結果に「要受診」が出たら、できるだけ年内に治療しておくと安心。
特に歯科治療は春先に混み合うため、冬休みのうちに終わらせておきましょう。
早いお子さんでは歯の生え変わりも始まっていますよね。大事な永久歯を虫歯から守るためにも、早いうちから定期健診へいく習慣をつけておくことをおすすめします。

あわせて母子手帳を見返し、予防接種の接種漏れがないか確認します。二種混合や日本脳炎など、就学前に必要なワクチンを完了しておくと、入学後に慌てる心配がありません。
とくに1歳と5歳(入学前)の摂取が推奨されるMRワクチン(麻しん風疹ワクチン)の打ち忘れにはご注意ください。
これからの季節はインフルエンザワクチンも始まるので、計画的に接種していきましょう。

通学ルートと安全対策を親子で練習

小学校に上がると、保育園の送迎とはちがい子供だけでの登校が基本となります。登下校中に不安になってしまわないように、入学前に実際の通学路を歩いてみましょう。
横断歩道の場所や信号のタイミング、車の多い道などを親子で確認すると安心です。雨の日ルートも試しておくと、通学初日の混乱が減ります。
またお子さんの歩調に合わせて歩いてみることでどのくらい時間をかけて学校へ向かうのか把握することもできます。
「帰りが遅いかも?」などの違和感にも気づきやすくなるので、ぜひ時間もきにしてみてくださいね。

安全対策として、防犯ブザーや反射材つきグッズ、傘やレインコートをそろえるとベター。
最近はカラフルで写真映えする通学アイテムも多いので、お気に入りを選べば子どものモチベーションも上がります。
始めて自分たちだけの登校になり、子どもも少し緊張気味でしょう。楽しく登校できるように事前に把握できていることで不安も解消されますよ。

手続きも忘れずに!就学通知・学区確認

つぎにチェックすべきは、市から届く入学通知書です。12月下旬〜1月末に郵送されますが、引っ越しや紛失で届かない場合は教育委員会に連絡すれば再交付可能です。
兄姉と同じ学校に通わせたい、別の学区を希望したい場合は「学区外就学申請」が必要になります。提出期限が短いので、通知書が届いたら早めに動きましょう。

国立・私立小学校への進学が決まっている場合も、合格通知と一緒に就学届を提出します。
オンライン申請やPDFのダウンロードができる手続きは、スマホでサッと済ませると時短になります。

学用品と学校指定アイテムの準備

入学説明会でもらうリストをもとに、筆箱や鉛筆、消しゴム、下敷き、ノートなど基本の学用品をそろえます。
浜松市内の文具店では学用品セットをまとめて販売していることも多く、必要最低限だけがそろうので買いすぎ防止にもおすすめです。

しかし、消しゴムやえんぴつなどの細かな文房具は、大人が思いもよらない理由で急に必要になることもあります。
自宅の近くに朝早くからオープンしているスーパーや文房具屋さんがなければ、多少のストックを持っておくと安心です。

体操服や上履き、給食袋など学校指定のものは納期があるため、注文は早めに。
名前つけは名前スタンプやアイロンシールを使うと時短になり、見た目もきれいです。名前スタンプはECサイトでよく様々な種類が販売されていますが、ある程度余裕をもって注文しておきましょう。また併せて住所印を活用している先輩ママも数多くいます。
とくに入学前の書類などは頻繁に住所を記入しますし、家族全員に使えるものなので1つ持っていても便利かもしれませんね。

習い事や学びの“予習”で自信アップ

入学前にひらがなや数の練習を少しずつ始めておくと、授業に自信をもって臨めます。
地域の図書館で絵本を借りて親子で音読したり、体操や英語教室の体験に行ったりすると、子どもの意欲が引き出されます。

スポーツ教室に通っていると、もちろん体の動かし方などに自信もつきますが、同じスクールに通うお友達が増え自然と入学前の情報も耳に入るようになっていきます。
先輩ママからのアドバイスなど、嬉しい情報もあるかもしれません。
小学校入学のタイミングで習い事を始めると、急な環境の変化でママやパパ、子ども自身も疲れてしまいます。もし気にある習い事があれば、年内にお試しレッスンにいくことをおすすめします。

家庭の生活リズムを学校モードに

入学直前の春休みから、朝の起床時間や就寝時間を学校の時間割に合わせて前倒ししておきましょう。
朝ごはんを食べる時間、ランドセルの準備をする時間を固定すると、入学後もスムーズです。
このタイミングで目覚まし時計で自分で起きたり、時間を意識できるように意識させることが大切です。

子どもが自分で翌日の準備をする習慣をつけると忘れ物も減り、朝のバタバタも軽減されます。リビングに専用のランドセル置き場や時間割ボードを用意すると、視覚的に分かりやすく、収納癖もつけられて一石二鳥ですよ。
ついつい親が手伝った方が早いので手を出してしまいがちですが、ぐっとこらえて子どもの自発的な習慣化を目指しましょう。

浜松市の支援制度と学童情報

浜松市には、学用品費や給食費などを補助する「就学援助制度」があります。毎年申請が必要なので、対象になるか早めに確認しておくと安心です。
共働き家庭なら放課後児童会(学童)の申し込みも必須。前年秋から申込受付が始まるため、案内が出たらすぐに応募しましょう。

子育て支援センターや地域サロンでは、先輩ママから生の情報を聞くこともできます。ちょっとした裏ワザやお得情報を知っておくと、入学準備がぐっとラクになりますよ。

入学直前チェックリスト

□入学通知書を確認・保管
□健康診断・治療完了
□予防接種済チェック
□学用品そろえ・名前つけ
□通学ルート練習
□学童申込完了
□生活リズム調整完了

このリストはスクショしてスマホに保存しておくと、買い物や準備のたびにチェックできて便利です。

まとめ|今すぐ始めたい3つのこと

  1. 市から届く入学通知書と学区を確認し、必要があれば学区外就学申請を提出。
  2. 健康診断・予防接種は年内に完了して、春休みの混雑を回避。
  3. 通学路を親子で歩いて安全ポイントを把握し、防犯ブザーや雨具もそろえておく。

この3つを押さえておけば、あとの準備は落ち着いて進められます。
お気に入りの学用品や通学グッズをそろえて、春の入学式には笑顔で「いってきます!」を迎えましょう。

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