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子連れプチ旅ならここ◎焼津市の子育て世代に大人気のこども館を紹介!

今回は少し足をのばして、焼津市で人気の子連れで楽しめる施設をご紹介します!
2021年のオープンした「ターントクルこども館」は木のおもちゃを基調とした子どもも大人も楽しめる複合施設です。
カフェや図書館併設なので、遊びたい子もゆっくりしたい子にもピッタリですよ。

目次

1階はゆったり図書館とカフェが楽しめる

まず施設の中に入り受付を済ませます。
実はこの施設、1階部分は市の図書館としても機能しているので2、3階に行かない方なら無料で利用できるんです。
さらに入口向かって右手奥には県内で人気の「hug coffee」が併設。
午前中から遊んで一旦施設を出てお昼を食べに、という子連れ世帯には大変な移動をしなくても食事や休憩が施設内で完結できますよ。
メニューや営業時間が気になる方は、Instagramをチェックしみててください。

また広々とした空間にはさまざまな年齢向けの絵本が広がります。
この図書館はこども図書館「やいづ えほんと」という施設で子どもの想像力をかきたてる絵本が所狭しと詰まっています。

隠れ家のようなスペースや、芝生広場のようにのびのびと絵本を読めるスペース、少し奥まったところには落ち着いたテーブルとイスが用意してあり、お子さんや大人も自分の落ち着く場所で絵本を読むことができます。

また、定期的に施設のサポーターの方による読み聞かせ会や、ワークショップも開催されています。子どもの「これ読んで!」に応えてくれることもあるので、ぜひ参加してみてくださいね。

2階から広がる木の世界!子どもの目が輝くエリア

さて、いよいよ2階部分のご紹介です。
2階、3階は全国にある「おもちゃ美術館」という施設の焼津市バージョンです。その土地の特色を生かしたおもちゃや展示で、子どものチャンレンジ精神や独創性を刺激してくれます。

なんといっても目を引くのはヒノキでつくられた数万個のたまごがちりばめられた「木のおおうなばら」です。

実はこのたまご、全国にあるおもちゃ美術館のロゴが刻印されたたまごが紛れ込んでいます。中にはお子さんより一生懸命さがすお母さんやお父さんの姿も見かけます。みなさんも訪れた際に見つけてみてください。
この木のおおうなばらはただたまごプールで遊ぶだけでなく、木製の魚のおもちゃを泳がせてみたり、壁のオブジェにたまごを転がしてみたり。また滑り台やボルダリングなどもあり、体を動かしながら思い切り遊ぶことができます。

この施設の奥には隠れファンの多い「お寿司屋さん」エリア。魚のまち焼津らしい、カウンターのお寿司屋さんがあります。
本物のお寿司屋さんのようにシャリやネタ、巻物を作るための海苔や湯飲み、しょう油まですべてが木製!
お子さんが大将になりきってお母さんたちに一生懸命お寿司を作ってくれています。

また2階には3歳未満のお子さん専用のお部屋も用意されています。そちらにもたまごプールがあったり、マグネット式の壁一面で遊べる海のオブジェがあります。おもちゃサポーターの方もいるので、遊び方を教えてくれるだけでなく普段の子育ての話も聞いてくれるので、お母さんたちも暗視できる部屋になっています。

3階は創造エリア!昔ながらの遊びや木工室でワークショップも◎

3階にのぼるとまず大きな畳張りの空間が広がっています。
こあがりの板の間スペースには、期間ごとに変わるおもちゃが無造作に広がっており、子どもたちが思い思いに遊んでいます。はじめましてのお友達とも「これ貸して!」「こうやって遊んでみよう」と声を掛け合って遊ぶので、どんどんお友達も増えていきます。

畳張りのスペースはいくつか小さなテーブルが並んでいて、ボードゲームやコマ、お手玉といった昔懐かしいおもちゃからみんなで夢中になるおもちゃがあり、気になったもの選んで遊びます。

他にも焼津市特産の農産物を収穫できるコーナーではみかんやお茶などが並び、地域の特徴について学ぶことが可能です。もちろん農産物も木製なのでぬくもりをかんじながら安心して遊べます。

特に壁一面に展示されたけん玉は大人も夢中になって遊んでいます。5連のけん玉やさまざまなデザインで楽しむことができるので、時間を忘れて遊んでしまいます。

さらに本格的なワークショップが開催される木工室は、お父さんやおじいちゃんにも人気のスペース。
電動のこぎりをつかった本格的な木工作品を作ったり、お子さんと一緒にとりくめる易しい内容までさまざまなイベントが開催されています。
予約や支払いが必要なものもあるので、確認してみてください。

気になるアクセスは?入館料や駐車場情報はこちら

さて、3階建てのこれでもか!とお子さんファーストなこのこども館にはどうやって行けばよいでしょうか?
あまり焼津に来たことのない人でもわかりやすく案内していきます。

◆住所
静岡県焼津市栄町5-1-1

◆公共交通機関の場合
まずは電車です。
東海道線「焼津駅」で下車し、南口から徒歩8分ほどで到着します。途中、商店街や黒潮温泉といった施設もありますので、目印にしつつ次回の予定を立ててみるのも楽しいですね。
また、バスを利用する際は、しずてつジャストライン「市役所入口」で下車し、徒歩4分ほどで到着です。駅チカの施設なので、地図の苦手な私でも迷わずにたどり着くことができました。

◆車で行く場合
東名焼津ICで高速を降りると、車で10分ほどで到着します。周囲にはこども館専用の駐車場もありますので安心してください。また海も近いので、少し足を延ばすと駿河湾を一望することもできます。

前述の通り、2階からのエリアは入館料が必要です。また地元焼津の方はすこし安く入れる地域特典もあるので、お子さんふくめ住所のわかるものを持っていくと安心です。

また毎週水曜日は休館日となります。祝日などで休館日が変更になる場合もありますので、行く前に公式HPを必ず確認するようにしてくださいね。

「また来たい!」の笑顔に会えるターントクルこども館

「ターントクル」は方言で「たくさん来る」という意味があります。子どもも大人もた~んと遊びに来てほしくてつけられた名前なのでしょうね。
その願い通り、遊びに行くといつもお子さんだけでなく、大人の笑顔がた~んとある施設です。また、市街から観光に来ている大人グループもいたりまさしく老若男女問わず親しまれている場所だとわかります。

おもちゃもたくさんあるので、お子さんにぴったりのおもちゃを知ることができとてもおすすめです。ぜひ今度の休日は少し足を延ばして遊びに行ってみてください。

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