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浜松の子育て家庭も注目したい!「スマートホーム」は育児の強い味方

浜松市は、子育てサポートが比較的充実しているとはいえ、それでも実際の日々の育児は大変。家で子どもの世話をしているときに、「手がいっぱい。誰か居てくれたら助かるのに…」と思った方も多いでしょう。実家が遠方だったり、なかなか人に頼ることができない環境だったりするとならなおさらです。

そんな中、自宅をスマートホーム化し、子育てをより快適にする取り組みが注目を集めています。インターネットで家電を連携させスマホなどで簡単操作できるシステムで、育児や家事の強い味方になってくれ、生活の小さなストレスも解消。そこで今回は、スマートホームとは何なのか、どんな家電で何ができるのか、また育児にどう活かせるのかを解説していきます。「設定が難しそう」「使いこなす自信がない」と思う方も、この記事を読み、スマートホーム化を検討してみてはいかがでしょうか。

目次

スマートホームとは?使うためにはインターネット環境が必要

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スマートホームは、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の技術を駆使した家電や設備をインターネットを通して連携、管理し、スマホやスマートスピーカーを使って自動化や遠隔操作ができる暮らしのことです。住宅設備を含め家全体をIT化するスマートハウスと違い、既存の家電などを活用する仕組みなので、コストを抑え簡便に自宅のスマート化が図れます。

スマートホーム化するためにはインターネット回線が必要ですが、浜松市はほぼ全域が光回線提供エリアになっているので、環境は整っています。回線の他に、インターネットへ接続可能なスマート家電(IoT家電)も必要です。賃貸でも使える後付けできて取り外し可能な玄関錠などもあるので、どのご家庭でも安心して使えます。

スマートホームのメリットは?気をつけるべきデメリットは?

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スマートホームを活用する前に、まずはメリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。

【メリット】育児や家事の時短が図れて電気代も助かる

まずは、スマートホームにすることで得られるメリットは次の通りです。

・リモコンがなくても家電操作可能

・育児・家事の時短

・省エネができ電気代削減

・必要なときに後付け可能

声で指示をしたりスマホで操作したりすることで、リモコンを取りに行かなくても離れたところから家電の操作ができます。スマホがあれば家の外に居ながら、帰宅前にエアコンを付けておくことも可能!明るさや温度を自動調節してくれたり、外出先から不要な電気を切れたりと、節電にもなり電気代の削減に繋がります。

スマートロックなど、今のご自宅に後付けすることで、スマートホーム化する商品も販売されています。子どもが生まれて環境が変わったという場合でも、すぐに取り入れられ便利です。

【デメリット】スマート家電は割高でネット費用もかかる

デメリットも知っておくと、スマートホーム化して後悔することも減るでしょう。

・スマート家電の購入費用

・インターネット環境が必要

スマートホーム化するために必要なスマート家電は、一般的な家電に比べて値段が高くなる傾向にあります。それが理由で購入をためらう方も多いでしょう。インターネット環境も必要なので、そのための初期設備費用や月々の支払いが必要です。

スマートホームを実現するおすすめのスマート家電5選!

スマートホーム化して、少しでも育児を楽にするために、ここからは、どんなスマート家電を使えば、何ができるのかを見ていきましょう。

AIスマートスピーカー

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両手が塞がっているとき、子どもに「チャンネル変えてほしい」と言われた経験ありませんか?今の作業を止めて、リモコンを取りに行き、チャンネルを変える…。忙しい時間は特にイライラしてしまいますよね。そんなときには「AIスマートスピーカー」が便利です。スピーカーとスマート家電を連携しておけば声に反応するので、作業をしながらでも「チャンネル変えて」と指示するだけでOK。

他にもスマートスピーカーに予定を伝えれば、「今日の予定は?」と聞くと教えてくれ、予定の前に通知してくれるので、スケジュール管理も簡単にできます。買い物リストやメモ代わりにも使えるなど、用途はさまざま。またAI搭載なので育児中の話し相手にもなってくれます。

スマートリモコン

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家にあるスマート家電は、スマートリモコンに登録しておくとスマホからの操作ができます。例えば、寝室からリビングの照明を消すなど、その場にいなくてもスマート家電のオンオフができ便利です。また外出中もスマホで自宅の家電操作がOK。帰ったら涼しい部屋で一息つきたい、電気を消し忘れたまま外出した、といった場面でも、家の外から遠隔操作で対応可能です。

スマート電球

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スマート電球は、スマートリモコンでのオンオフだけでなく、調光もできます。子どもが眠くなるように、お風呂上りは明りを落としたいという方も多いでしょう。スマートスピーカーと連携しておけば、バタバタしてしまうお風呂上りも、声で明るさを調節できて楽です。買い物から帰って荷物が多い時にも、声で玄関やリビングの電気を付けられるので、わざわざ荷物を降ろしてスイッチを押す手間が省けます。

スマートロック

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玄関錠を交換しなくても、簡単にスマートホーム化できる商品も販売されています。子どもを抱っこしていたり、荷物が多かったりすると、カバンから鍵を取り出して開けるのは大変…。玄関の鍵も車と同じようなスマートロックにすることで、スムーズに玄関の鍵を開けられ、雨の日でもサッと家の中に入れます。スマホから操作したり、暗証番号を入力したりして開ける商品や、カバンの中に鍵を入れたままでもボタンを押すと開錠するものもあります。中には、家族分の指紋を登録しておけば、指紋認証で開けられるスマートロックも!鍵穴に手が届かない、鍵を回すのが難しい子どもでも指を置くだけで開けられるので、小学校から帰ったら自分で鍵を開けるという子にもおすすめです。

ベビーモニター

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赤ちゃんや子どもは寝ているときも目が離せません。しかし、べピーモニターを設置しておけば、子どもが寝た後に部屋を離れても様子をリアルタイムで見られます。なかには、子どもがうつ伏せになっていないか、毛布で顔を覆ってしまっていなかなどを監視し、異変を直ちに通知してくれる機能も備えた機種も。子どもの泣き声など音声が聞こえるものもあり、泣いたらすぐに駆け付けることができます。遠く離れた寝室に子どもを寝かせている場合などでも安心です。

子育て家庭にとって魅力いっぱい!上手にスマートホームを実現しよう

スマートホーム化すると、生活の利便性が高まるだけでなく、育児や家事の時短も叶います。育児が少しでも楽になれば気持ちに余裕ができ、家事が時短できれば子どもとの時間やひとり時間を楽しめるなど、子育て家庭にとっては魅力がいっぱいです。一方で、スマート家電は比較的高価で、負担がかかるのも事実。自分たちの子育てにとって何が必要かをしっかり見極め、上手にスマート家電を取り入れ、より快適な育児を実現しましょう。

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