出張お芝居! ぷちまりってご存じですか?
皆さん、出張お芝居! ぷちまりってご存知ですか?
ぷちまりとは、静岡文化芸術大学の学生により結成された演劇集団。今年で結成12年⁉︎とその歴史は長く、代々学生が引き継ぐことでぷちまりの活動が続いています。
活動場所は多岐にわたります。
地域の協働センター、こども食堂、アート・文化イベント、障害者施設、国際交流イベント等々。その名の通り、ありとあらゆる場所に出張し、お芝居という表現を通して交流の場所を作ります。
ぷちまりの特徴の一つはシンプルな黒で統一された衣装。
しかしその黒い服は、観客の想像力によってドレスになったり、或いは天女の羽衣、農民の服、はたまた怖い狼にも。どのようにも変化するのです。
舞台セットも特に必要としない為、役者の演技力と観客の想像力によっていつでもどこでも誰にでも、アナタの元に気軽にお芝居をお届けする。それが出張お芝居! ぷちまりの魅力です。
元々このスタイルは、東京を拠点に日本全国・世界各国にお芝居を届ける、お芝居デリバリーまりまりによるもの。
12年前に静岡文化芸術大学の先生がまりまりのお芝居を見て感動し、(わかりやすく言えば)暖簾分けのような感じで出張お芝居! ぷちまりが誕生しました。
お芝居の演目は、誰しもが馴染みのある昔話や世界各国の童話など。
皆んな知っている物語だからこそ年齢や国籍を問わず楽しんでいただけますし、日本語が不得意な海外の方でも表情や演技で楽しんでいただけます。
お芝居の最中は、じっと席に座って静かにしていなきゃダメ…な〜んて事ありません。
立ったり座ったりおしゃべりしたりしてもOK‼︎ 演技の中にもぜひ入ってきてください。ぷちまり・まりまりのお芝居は自由です‼︎
ぷちまりとまりまり、合体して『テアトルカキリマ ぷちまりまり』。パワーアップしてインドネシア公演に行ってきますっ‼︎
昨年は東京や信州安曇野にも招かれ、長期の長野ツアーも敢行。浜松だけでなく幅広く各地で活躍する出張お芝居! ぷちまりは、今年活動の場を国外まで広げます。
そして2025年。ぷちまりが出演したインドネシアフェスティバルin浜松を主催する浜松インドネシア友好協会の紹介もあり、2月14日から10日間のインドネシアツアーが決定しました。
場所はインドネシアのジョグジャカルタという街。
…と言っても、多くの方はジョグジャカルタの事知らないですよね。私もわかりません笑。
ジョグジャカルタは元々王国だったそうで、今も王様が住んでいるそうです。今回のツアーに同行するインドネシア留学生の方が言うのは「日本で言うなら京都」なんだそう。古くから残る遺跡も残り、伝統と文化を大事にしている街なんですって。
現地の会場や宿泊先をコーディネートしてくれるのは、Institut Hidup(インスティチュート ヒデゥプ)というアートを支援してくれる団体。
ジョグジャカルタの大学や障害者施設、アートセンターなど多数の会場で公演を行う予定です。
今回のツアーメンバーはこちら。
左から、はるとん(静岡文化芸術大学卒業)、あかねぇ(静岡文化芸術大学4年生)、萩原ほたか(お芝居デリバリーまりまり)、たまちゃん(静岡文化芸術大学4年生)、はぴちゃん(静岡文化芸術大学4年生)。
5人の役者に、インドネシアから静岡文化芸術大学に留学している学生ムハマド イルハム ライハヌールを加えた6人で、テアトルカキリマ ぷちまりまりを結成。
ちなみにテアトルカキリマとは、テアトル(劇場)・カキ(足)・リマ(5)で、5本の足の劇場という意味になります。
インドネシアの屋台は、車輪が2つ・屋台を支える棒が1本・店主の足が2本で5本の足。『カキリマ=移動式の屋台』という意味になるそうですが、皆さんのところにお芝居をお届けしますよ〜! という意味でテアトルカキリマという名前が付けられたそうです。
インドネシアの皆さんに、ぷちまり・まりまりのお芝居はどのように受け入れられるのでしょう。
現地では全てのセリフをインドネシア語で行うので、現在必死にインドネシア語の勉強中。インドネシア語は読み取りは意外と簡単らしいのですが、発音が難しいそうです。
ツアーまであと少し。間に合うのでしょうか💦
パワーアップして帰ってくるぷちまりを、浜松から応援してほしい‼︎
最初にぷちまりのメンバーから「今度インドネシアに行くので取材してもらえないですか?」ってお話いただいた時に悩んだんですよねぇ〜。どうしようかなって。
浜松(もしくは浜松近辺)の子育て真っ最中のお父さん・お母さんには、いつか出張お芝居! ぷちまりの事を記事を通して紹介したいとは思っていたんです。ぷちまりのお芝居にお子さんを連れて行ったら絶対に喜んでくれるだろうなぁ〜って。
だけど、インドネシアツアーの紹介をしてもねぇ〜。
偶然、海外旅行などでタイミングが合えば、インドネシアの公演を覗いてみて頂きたいですが、実際にそんな偶然は無いとおもうんです。
…となると、観に行けない公演を紹介してもあまり意味が無いのかなぁ…って。
だけど、1月11日〜13日の間に行われた『インドネシアツアー行ってきます公演』を観て、やっぱり記事にして紹介する事に決めました。
大人も子どもも海外から来られている方もお芝居を観て一緒になって笑って、お芝居が終わった後は観客同士が仲良くなっている。こういうコミュニケーションの場を作る劇団が身近にいる事ってすごく素敵な環境だと思うんです。
文化も言葉も違う海外の土地で、強く揉まれてパワーアップして帰ってくる出張お芝居! ぷちまり。
近いうちに皆さんの近くに出張して、お芝居を披露してくれるかも。
その時を楽しみに下記に劇団のリンクを貼っておきます。ぜひフォローをお願いします。
それと、これはもし良かったら…のお願いです。
インドネシアツアーですが、食費や宿泊代などは用意されているそうですが、飛行機代は実費となるそうです。
ただいま、カンパを募っておりますので応援いただけるようでしたら下記QRコードまでお願いします。
カンパをいただけた方には、出発前の準備の様子やインドネシアの街並み、稽古の様子やオフショットなど、ここでしか見られない㊙️画像や映像が届くLINEのコードをお伝えいたします。
(詳しくは、こちらの記事の下にある劇団のInstagram宛てにお問い合わせお願いします。)
カンパはお気持ちなので無理せずに。
インドネシアツアーを無事に終え、また面白いお芝居を届けてくれる事を待っていますっ‼︎
その時はどうぞ、公演を観に来てくださいね〜。