浜松地域の子育てママ向けスマホメディア「オンモプラス」が2022年12月にリニューアル。
KOSODATE BASE 浜松(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

今年もヘビ〜な一年でした。皆さんはいかがでしたか? 年末年始は恒例の新春てんぐちゃん展へ。脱皮したつもりで気分を一新‼︎ 楽しい一年を迎えましょうっ‼︎

目次

この時期恒例、みんな大好き新春てんぐちゃん展の季節がやってきました‼︎

なんてこった‼︎ 大変ですよ。
あと一週間ほどで2024年が終わってしまう‼︎
色々と年内中にやりきりたかった事もありますが、来年にできることは来年に回して、残った2024年を穏やかに過ごしましょう。

さて、この時期と言えばコレ‼︎ 年末年始のお楽しみ‼︎
新春てんぐちゃん展が今回も開催されますっ‼︎

会期は2024年12月27日〜2025年1月4日まで。
会場は去年に引き続き、入野にあるツインギャラリー蔵。作家も毎日在廊しております。
1月2日・3日は天竜二俣に店舗をかまえている人気の珈琲店「かもめの珈琲屋さん」が出店し、珈琲だけでなく焼き菓子やお汁粉を出してくれるんだそうです。

また、遠鉄百貨店6F デニムセレクト(12月28日〜1月13日)/ハルイチスタイル(12月27日〜1月13日)では、POP UP SHOPが同時開催されます。

縁起が良くてかわいらしい天狗の子どもてんぐちゃんの張り子や手捻り人形。
バッグやキーホルダー、ステッカーや小物などさまざまなのグッズが展開していますよ〜。

前回の新年てんぐちゃん展の展示風景より
前回の新年てんぐちゃん展の展示風景より

張り子のてんぐちゃんは、(優しく)触ると動くものもあり、子ども達にも人気。
私は昨年の会期中、ほぼ毎日のように会場でムスメと遊んでいたのですが、初めて張り子に触る子ども達がキャッキャ言って喜んでいるのを見ていました。
子連れでギャラリーに行くとか、会場や展示内容によってはハードルが高い場合もありますが、新春てんぐちゃん展は全然大丈夫。ぜひお子さんも連れて遊びに来てくださいね。

そもそもてんぐちゃんって何なの?

「新春てんぐちゃん展」と言われても…、そもそもてんぐちゃんって何者なの?

おっと、すみません。てんぐちゃんの紹介をせずに先走ってイベントの告知をしてしまいました。
てんぐちゃんとは遠州が大好きな天狗の子どものキャラクター。張り子作家と天狗による縁起物作りユニット『遠州天狗屋』の広報担当でもあります。

遠州天狗屋 張り子作家の坂田吉詳さん(中央)

てんぐちゃんはSNSを中心に人気が広がったキャラクター。
オンラインショップでは毎月季節に合わせた限定のてんぐちゃんの張り子や手捻り人形が日本各地(海外の方も)のファンの方に購入いただいています。
ネットでの販売だけでなく、天狗張り子の絵付け体験などのイベントも開催していて人気のキャラクターです。


今年、遠州天狗屋としては、巨大ウナギの張り子を市民と一緒に制作する機会がありました。

「お祭りごっこ!!みんなでつくる凸凹祭り2024」にて、デコキチウナギを持ってパレードする様子

こちらの巨大張り子『デコキチウナギ』は認定NPO法人クリエイティブサポートレッツが2023年度より行っている「お祭りごっこ!!みんなでつくる凸凹祭り」において2024年8月~9月に、遠州天狗屋(縁起物づくりユニット)、竹村真人(FabLab浜松/TAKE-SPACE 代表)に依頼し、市民とともに制作しました。当日は中心市街地においてパレードを行い、お披露目しました。
主催:認定NPO法人クリエイティプサポートレッツ
共催:お祭りごっこ!!みんなでつくる凸凹祭り 2024実行委員会
支援:アーツカウンシルしずおか


一般社団法人funbankからの依頼で、『ウィンメルブック』という絵本も作成しています。

先行して完成した絵本の見開き1ページ分(旧浜松市南区)

ウィンメルブックとは見開きいっぱいに、街や土地での暮らしが俯瞰で描かれた文字の無い大きな絵本のことを言うそうです。
浜松版では旧7区画の情報をギュッとA3に詰め込んだ絵本になるんだそう。
旧区画の歴史や風土も絵の中に盛り込まれているので歴史的な資料にもなりますし、文字が無くて絵が隅々まで描かれているので、大人から子どもまで誰が見てもワクワク発見がある絵本になりそうです。
(来年あたりには完成するとか…?)


他にもアクトシティ30周年記念グッズになったり、マックスバリュの限定年賀状になったりと、活動の幅を年々広げています。

アクトシティ30周年記念グッズ(現在、入手不可)
マックスバリュとのコラボ年賀状

皆さんの身近なところにもいるてんぐちゃん。
ぜひこの機会に知っていただき、会場にもお越しください。

2025年の干支はヘビ。遠州に伝わるヘビの物語とは?

新春てんぐちゃん展に並ぶ張り子は、かわいいだけではありません。
毎年干支の動物にかけた地域の伝説や民話を、張り子という形で教えてくれるのが新春てんぐちゃん展の面白いところ。

2024年は辰年でしたが、遠州七不思議の池の平の幻の池に伝わる龍のお話しからヒントを得て、ピンク色の龍の張り子を展示しました。


2025年の干支はヘビ。
何の伝説をモチーフに作ったかは会場に来てのお楽しみですが、金の色をしたヘビで福寿の神様の伝説を元に作った張り子という事でとても縁起がいいですよ…とのこと。

またヘビは脱皮するイメージから「復活と再生」を意味し、新しいことが始まる年になると言われています。新しい年に新しい自分でっ‼︎ 気持ちを新たに頑張れる。そんなきっかけになれたらいいですね。

全て手作り色も一つ一つ塗っているので、どれも表情が違います。ここに載っているのはまだほんの一部で、会場にはいっぱいのてんぐちゃんが並びますので、ゆっくりと好みのてんぐちゃんをお選びください。

張り子以外のグッズもお楽しみにっ‼︎

新春てんぐちゃん展には張り子や手捻り人形以外にも、様々なグッズが並びます。
こちらも人気ですので少しだけ紹介させていただきますね。


毎年人気のトートバッグ

浜松のトートバッグ専門ブランド『ROOTOTE(ルートート)』とのコラボレーション商品は毎年人気のアイテムです。絵柄はもちろん2025年バージョンのヘビに合わせたもの。サイズ感もちょうど良くて私も普段から愛用しています。


アクリルキーホルダーにポチ袋もかわいいよ

こちらも毎年人気のアクリルキーホルダー。そして今年からはポチ袋も登場です。ポチ袋は両面とも印刷されていて裏面はウナギが描かれています。これでお年玉をプレゼントしたらテンションもうなぎのぼりですね〜っ‼︎

改めまして、新春てんぐちゃん展。お待ちしております。

今年も色々ありました。大きなニュース・小さなニュース・良かったこと・悪かったこと、今年も皆さんそれぞれ思うことがあったと思います。

それこそ前回の新春てんぐちゃん展の会期中、1月1日には能登半島地震がおき、新年からとても不安な気持ちになりました。
私自身「縁起がいいこんなイベントあるよ」って新春てんぐちゃん展を紹介して。…でも地震が起きちゃって。私や誰かが悪いわけじゃないし地震は自然災害だけど、それをそのままに「あれが楽しいよ」「これが楽しよ」って紹介をするのが出来なくなって。
だけど、俯いたままじゃ仕方がない。こういう時だからこそ元気を出そうっ‼︎ってこんな記事を書きました。

能登でも未だ苦しんでいる人がいる。
震災だけじゃないですね。この冬を越せるのか…、苦しんでいる人は日本に多くいます。

だからこそ、皆んなで一緒に前を向きましょう。
それが『新春てんぐちゃん展』なのか、別な元気の素がある人はそれでもいいけれど、新しい一年に新しい気持ちで「縁起が良くてワッハッハ‼︎」と楽しむことが窓を開けてくれる事もあります。
そんなキッカケに新春てんぐちゃん展は良いんじゃないかな〜?

ぜひ遊びに来てみてください。
きっと楽しいですよ。

会場のツインギャラリー蔵 (前回の展示風景)

Links

目次