本格的な射撃ができると知って、今日は藤枝を目指しますっ‼︎
突然ですが、射撃って興味ありますか?
私、なんか好きなんですよね〜。的に向かって何かを当てるゲーム…ってテレビゲームでですが。
今年はパリオリンピックの無課金おじさんとかでも射撃が注目されましたね。
何気に「静岡県 射撃場」とかで検索していたら、藤枝に本格的な射撃場『スポーツ・パル高根の郷』という施設があるのを見つけました。
スポーツ・パル高根の郷は、2003年に開催された第58回国民体育大会ライフル射撃競技の会場として2002年に建設された施設。縁日の射撃や玩具の銃のBB弾での“遊び“と違い、本格的な射撃場実弾や空気銃を使用するため、銃の所持許可がないと本物の銃を撃つことができませんが(そりゃそうですね💦)、こちらでは銃の所持免許がいらないビームライフルを体験することが可能です。
ビームライフルというと?
スターウォーズとかロボットアニメとか、ロマンがありますねぇ〜。
というわけで今日は藤枝までレーザーライフル体験に行ってきました〜‼︎
〈注意〉ビームライフルは台数が限られるため、事前の予約が必要です。下記のURLに記載の電話番号へお問い合わせください。
▶︎藤枝市観光協会 スポーツ・パル高根の郷のページ
要注意。スポーツ・パル高根の郷までの道のりは割とエグい。
要注意。もし気軽に「行ってみよう‼︎」と思われた方。
(銃の所持許可がある場合)実弾も使える射撃場のため、藤枝市街地にあるとは思っていませんでしたが、思っている以上にスポーツ・パル高根の郷は山の上の方にありました。
Googleマップで事前に予習していたつもりでしたが、Googleマップだと高低差がわからないため実際に車で走ってみると違うものです。運転が苦手な方にはちょっとストレスな場所かも…。
運転が得意な方も安全運転を心がけてください。
スポーツ・パル高根の郷に行く道は大きく2つあります。
浜松から国道1号線で藤枝市に向かうと仮定して、島田市の方から北に登っていく道と、藤枝市の谷稲葉ICから北に向かう道です。ここはナビが何と言おうと谷稲葉ICを北に行く道を採用してください。島田市からの道はかなりの山道で車がすれ違うことができないくらいらしいです。(私はその道を通らなかったのでどれほどか分かりませんが、谷稲葉ICから向かう道も相当なのでよっぽど危険だと思います。)
ということで、谷稲葉ICから北に向かい、ぐんぐん山の中に入っていきます。
基本的には一本道。それほど迷うことはないと思いますが、思っている以上に山の奥深くまで行くので不安になってきます。
割と山の中に入ったな…と思ってからが本番。ずっと一本道ではありますが、ぐにゃんぐにゃん蛇行したり、片側が崖だったり、薄暗い森の中に入ったり、景色を楽しむ余裕はありません。
「あれ〜、道を間違えたんじゃないかな〜」と思っても、ナビを頼りに向かえば多分その道は合ってます。安全運転、対向車に気をつけて山を登って行きましょう。
標高が高いため耳が変な感じになるので調子が悪くなったら休憩しましょう。
ぐんぐん登った先に、やっと『スポーツ・パル高根の郷』がありました。
ナビで道を間違えてはないとはわかっていたものの、だいぶ緊張がとけました〜。
ビームライフル体験の前に施設を見学させていただきました。
最初に書いた通り、こちらスポーツ・パル高根の郷は県内唯一の全天候型射撃場。オリンピックを目指すような射撃選手が練習や試合会場として使われるような施設です。
ビームライフル体験ができる部屋に行くまでの通り道なので見学というと大袈裟ですが、係員の方が各射撃場について説明してくれました。
10メートル射場
空気銃の射撃に使います。空気銃っていうとサバイバルゲームなどで使うエアガンを想像してしまいますがそれとは全く違い、威力も実弾のようなもので危険なため、銃の所持・使用の許可が必要です。
音は「バシュッ‼︎」とした感じの割と静かなものです。
50メートル射場
こちらは実弾の射撃に使います。
実際に撃っている方がいらっしゃったのですが、音がすごいです。「バシィィィン‼︎」と重く響く音。映画でよく聞くような音とも違ってリアルで怖いです。
日本には銃が日常に存在していなくてよかったと思いました…。(免許を持っている方はちゃんと使い方を守っています)
いよいよビームライフル体験。使用方法に気をつけて体験してみましょう。
いよいよビームライフル体験です…が。
このビームライフル体験は射撃を身近なスポーツと感じ興味を持ってもらうための設備です。
したがって銃の扱いは本物の銃と同じように。遊びで使ってはいけません。
弾は出ませんし免許も必要ないですが、人に向けたり乱雑な扱いは禁止。ライフルを触る前にきちっとルールを読み込みます。
ちゃんとルールを理解した上で、こちらがビームライフルです。
ジャン♫
見た目は本物のライフルです(って、本物のライフルを見たことないですが…)。
重さも本物のライフルと同じくらいなんですって。
実際に、大人の私が持ってみてもかなり重い。ウチのムスメが小学校4年生なのでかまえる事はできましたが、小学校低学年くらいのお子さんだとちょっと厳しいかもしれませんね。(本当は子ども用のライフルもあるみたいなんですが、現在は調子が悪くて使えないんだそうです。)
ライフルを撃つには、椅子に座りジャッキの上にライフルを乗せて撃つ方法と、立って撃つこともできます。正直、座って撃つ方が楽です。(立って撃とうとすると、銃の重みで狙いが定まらない。)
ムスメは銃が重すぎて持てなかったのでずっと座って撃っていましたが、隣にいた小学校高学年と思われる男の子は立って撃っていました。
ちなみに、アニメの演出であるような色のついた光線は飛びません。
撃つと点数が表示され、満点が出ると的の上にある王冠マークが光ります。
点数は10点満点。
初めてでしたが基本的には高得点。何度か10点が取れました。
ただ継続的に10点が取れるわけではなく、ちょっと気が抜くとすぐに点数が下がってしまうのは技術が足りてないって事なんでしょうね。
体験料を払えば時間内は何度でも撃つことができますが、肩や肘が疲れちゃったので、体験時間は2時間くらいかな。
ずっと的に向かってビームを撃っているだけで、何一つ派手なことは起こりませんが、集中と緊張からの高得点が取れる楽しさはかなり面白くムスメも楽しんでいました。
銃という存在は馴染みがないのでやっぱり怖いとは思いますが、法律に乗っ取ってちゃんと免許をとり、ルールを守った上でスポーツ競技として楽しむのは面白いですね。
これを機に、ウチのムスメが射撃に目覚めて将来のオリンピック選手になるか? もしくはゴルゴ13のように…って、それだとマズイな…笑
冗談はさておき、なかなかこういった体験はできないと思います。
運転がなかなか大変ですが、もし興味がありましたら『スポーツ・パル高根の郷』に行ってみるのをオススメします。きっと楽しめると思いますよ〜。