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日本で体験できる場所は2箇所だけ。菊川市の永寶寺にある人力ロープウェイ『野猿』がスリル満点で面白いっ‼︎

目次

浜松からちょっとお出かけし菊川旅行。永寶寺にある人力ロープウェイを体験しよう‼︎

我が家のムスメは夏休み真っ盛り。私も普段はサラリーマンなのでそんなに長い休みはありませんが、数日間の夏休み、ムスメと一緒に遊びに行こうと思います。
せっかくなので普段とは違う場所。少し遠出して楽しんでこようと計画したのが菊川市にある瀧之谷法印(瀧生山 永寶寺 ※以下、永寶寺)。

ここでは、野猿(やえん)と呼ばれる、日本で体験できるのは2箇所だけの人力ロープウェイがあるそうです。なんだかワクワクしますね。

それでは行ってみましょう。

まずは本堂にお参りをしていきましょう。

野猿体験をする前に、野猿体験の無事と、日々の健康を本堂にお祈りしておきましょう。

「永寶寺」の観音堂は、“十一面観世音菩薩”をご本尊とする、遠江三十三観音霊場第二十七番札所…とのことですが、私は正直あまり宗教の事は分かりません。
ただ地域の皆さんに、瀧之谷の法印さん(たきやのほうえさん)と呼ばれ、古くから親しまれた由緒正しいお寺さんとのこと。

お寺の下には大きな池があり、木々がその池を囲い季節ごとに綺麗な姿を見せてくれるそうですので、紅葉の時期などはまた楽しめると思います。

さっそく野猿体験をしたいと思います。

野猿の籠がありましたが、危険と書かれチェーンがかかっていました。
「あれ〜、今は使用禁止にしているのかなぁ〜」とがっかりしていましたが、ダメもとで永寶寺さんに聞きに行くと「あ、野猿ね。大丈夫だよ〜。」とチェーンを外してくださいました。
(勝手にやるのは危険なので、必ずお寺の方に声をかけること。明るく優しい方ですので安心ください。)

こちらが野猿。
古くは川を渡るための道具として使われていたそうで、お寺の境内から出発して、対岸までの約100メートルを渡ることができます。ちなみに、こちらの野猿は平成2年に菊川市西方地区により、町おこしの一環でつくられたんだそうです。

ちなみに日本では、こちらと奈良の十津川村というところで体験ができます。
非常に貴重な体験ですので、お子さんと遊びに行くのにピッタリ‼︎ 素敵な思い出になりますよ〜。

  • 幼児~小学3年生以下は大人の付き添いが必須です
  • 縄を引っ張るため、軍手を用意しておいた方がいいです。

まずはムスメから体験っ‼︎

靴を脱いで乗り込みます。中は大人一人が座れる程度の広さです。
準備完了、いつでもOK‼︎
スタート‼︎ 思った以上のスピードで発進しました。
3秒くらいで池の中央あたりに到着。

ロープの3/4くらいのところで急にスピードが落ち止まります。
見晴らしはいいし、風も気持ちいい…ですが、ちょっと怖い笑
ここからは手でロープを引いて向こう岸まで。(向こう岸についても降りれるわけではないので、ある程度まで行ったら、また戻ってきます。)

ロープは弛んでいるので、途中までは重力の力で自動で進みますが、登りになってからは自力で登らなければなりません。これがけっこう大変。正直子どもの力では登りきるのが難しい気がします。そういう時は親も一緒にロープを引いて手伝います。呼吸を合わせてヨイショっ‼︎ ヨイショっ‼︎

なかなか、子ども一人載せたカゴを引っ張るのは重労働です。
それでも到着したときは他には言い表せない感動があります。


せっかくなので私もチャレンジしました。

スピード感を感じていただきたく動画を撮ってみたましたがいかがだったでしょう。
怖さはありますが、楽しいのと景色が気持ちいい。晴れた日の野猿は最高でした。

最後は永寶寺さんに感謝を伝えて帰宅。
この夏サイコーな思い出ができました。ありがとうございます。


野猿は楽しいですが、ふざけていると大怪我をしたり、命を落とす場合もあります。
これから遊びに行こうと思っている方は、注意書きの看板もありますし、永寶寺さんの言いつけをちゃんと守ることで、楽しい野猿体験ができるので、どうぞお気をつけください。

光と影が写真に入ってしまい、読みづらくて申しわけございません。

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