「私たち、家を建てる予定がまだないから…」「住宅会社の営業ってしつこいでしょ…」そんなことを思って戻るボタンを押そうとしているそこの貴方‼︎ スト〜〜〜ップ‼︎ もう少し待ってください💦
…ふぅ…、すみませんね。まだ記事が始まってもないのに、いきなり叫んじゃって。住宅展示場とか行くと、色々と聞かれたり、帰ったあともメールや電話がかかってきたり、見学会の間もずっと営業マンが付き添ってきて落ち着かなかったり…。そんな経験された方いると思うんです。
家づくりに興味のない方が、「遊びに行ったら面倒くさそう〜」って戻るボタンを押しちゃうのはモッタイナイ‼︎ 記事を読んでいただけたら安心できるし、遊びに行きたくなっちゃうんじゃないかなぁ〜って思って。
それではどうか最後までお付き合いください。みんなも一緒にBESS浜松を探検だっ‼︎
不思議な建物がいっぱい。浜松志都呂にあるBESS浜松を覗いてみたらメッチャ面白かった‼︎
浜松中央区(元西区)志都呂町、大型ショッピングセンターなどがある浜松雄踏線をドライブしていたら、何か不思議な建物のある住宅展示場を見つけました。
ムスメが「何ここ〜。面白そうだから行って見ようよ〜」と言って来ましたが、ここは遊び場じゃありません。我が家は特に家を建てる予定はありませんし、営業されてもめんどくさいっ‼︎ しかしちょっと気になるので、家に帰って調べてみたら、ワッフルを焼いて食べるイベントがあったので、取材という理由をつけてBESS浜松を覗きに行ってきました。
恐竜、アルパカ、モアイ。それより何より気になる半円ドーム型の建物。アミューズメント施設か謎の研究所かはたまた宇宙人の基地なのか…。いえいえ、こちらはBESS DOMEという名のモデルハウスなんですって。ちゃんと住居として住めるんですよ〜。(このタイプの家をカフェなど商業施設として建てられた方もいるそうです。)
BESS浜松に来られた方はこちらBESS DOMEで受付。最初だけ簡単なアンケートに答えていただきます。アンケートを書き終えたら展示場の案内図が描かれたカードを渡され「それではお楽しみください〜」と送り出していただきました。えっ? いいの??家のセールスとかしなくて…。
これ以降、BESSのスタッフさんが一緒についてくる事もなし。営業トークをしてくることもなし。来場者が自由ににくつろいでくれればいいんですって。我が家のようにのんびりするも良し、家の中を探検するも良し。自由気ままに過ごせます。(もちろん、質問があればそのへんにいるスタッフさんに聞けば答えてくれますよ。)
それぞれの家を覗いてみようっ‼︎ まずは『G-LOG なつ』へ。
BESS浜松の展示場には、BESS DOMEのほかに4つの家と小屋が一つあります。まずは目についたお家に遊びに行ってみましょう。なんか人の家に勝手に入る感覚…、集まれどうぶつの森みたいですね…。
突然ですがクイズです。「みんな好きなのに、ほとんどの家に無いのはな〜んだ。」
まぁ、答えは他にも色々あると思いますが、ここでの答えはハンモック。ハンモックって素敵ですよね〜。ザ⭐︎休日って感じがします。ということで、最初はテラスにハンモックのあったG-LOG なつというお家に行きました。
だいぶハンモックで遊んでから…。やっと家に入って行きます。家に入って最初の印象は、裸足で歩いた時の木の感触の心地よさ。
そうそう言い忘れてたんですが、BESSは元々、別荘地にあるようなログハウスの家作りをしていた会社で、ログハウスが持つ家の面白さを残しつつ一般住宅用に発展していったんだそうです。なのでBESS DOMEなど見た目の奇抜さに目が奪われがちですが、どの家も木の質感を全身で感じられる家。木の温もりや肌触りなどとても気持ちいいですよ。
さて、探検は続きます。
秘密基地にいるみたいっ♡ と親子で大はしゃぎ。えぇ、ムスメだけじゃなく私もはしゃぎました。「ここに引っ越そうっ‼︎ 今すぐ建てよう‼︎」とムスメ。いいお客さんですね笑。お金を貯めてあと10年以上経ったら秘密基地を建てましょう。しばしの辛抱ですっ‼︎
次はシルバニアファミリーが住んでそうなお家『カントリーログ』。
次はG-LOG なつの隣にあるカントリーログ。
ログハウスってあまり中に入ったことないし、ましてや色々なログハウスを比べたことがないので、今回のように色々と見比べてみると違いがわかってきますね。カントリーログは何となく古き良きアメリカの田舎にありそうな雰囲気。見たことないので雰囲気だけで言うと『大草原の小さな家』とか、こんな感じっぽい気がします。(全然違ってたらすみません。私の勝手な印象です。)
ビンテージっぽい食器棚とか可愛いですよね〜。冬になったらコトコト温かいシチューを作ったり…。生活が見えてくる気がします。
G-LOG なつが『動』だとしたら、カントリーログは『静』といった感じがしました。読書や映画鑑賞など静かに自分を楽しむような贅沢な時間…。今の私にはとっても贅沢な時間…。
ログハウス×ジャパニズム『程々の家』。
この家も不思議な雰囲気のログハウス。東南アジアのような涼しげで風通しが良い印象もあり、日本の蔵のようでもあり、ハリウッド映画によくある″少しズレた日本″って感じもします…。和を意識したデザインの家なんですね〜。
ログハウスという洋の文化に対し、和という文化がぶつかったからこそ産まれた個性かもしれませんが、日本家屋というよりも、日本人誰しも心の中にある思い出を呼び起こす家という感じがしました。吹き抜けを横切る梁や壁時計に、夏休みに遊びに行った田舎のおじいちゃんの家を思い出したり…。皆さんは何か感じましたか?
映画のセットみたい。忍者がどこかに隠れてそうですね。
最後はここ。ムスメ曰く「男のロマンが詰まってる」『WONDER DEVICE』
3軒回って残り最後はこちら。WONDER DEVICEというお家。ガルバリウムと木で出来た四角い箱のようなお家です。
1階の広い窓からはそのままピョーイと庭に出ることができます。夏はBBQとかやったら楽しそうっ‼︎冬は雪だるま…って浜松は雪が積もらないので残念。季節ごとの遊びを考えるのも楽しそうですね。
家に入ると、シンプルな外観とは違いおもちゃ箱のような世界が広がっています。住宅というよりも遊べるガレージって感じ。自転車やバイクをいじったり、犬と遊んだり、DIYしたり…。「今日は何して遊ぼうか?」って、休日が楽しみになっちゃいますよね。
ムスメが「男のロマンが詰まってる」と言ってたWONDER DEVICE。私の気になったポイントはこちら。
家でくつろぐ…というよりも、家で遊ぶ・家を楽しむって感じの家ですね。ちなみに″うんてい″や″ポール″は、子ども達だけでなく親御さんの食いつきがいいそうで、気がつくと大人の方が夢中になって遊んでいるらしいです。(私は体重がアレなので、恐ろしくて遊べませんでした…)
炭火でワッフル焼こうっ‼︎ 薪を割ったり巨大バランスゲームで遊ぼう‼︎
家の探検だけで充分すぎるほど楽しみましたが…、何か忘れている気がする…。そうだっ‼︎ ワッフルを焼くんだったっ‼︎
BESSの展示場では、定期的にイベントを行っていて、今回のようにワッフルを焼いたり、キーホルダー作りやボードゲームをやっています。「一度、行ってみようかな?」なんて思っている人は、こういうタイミングを利用すると入りやすいかもしれませんね。
道具はスタッフの方が準備してくれているので、特別に何か準備する必要はありません。七輪の上にワッフルを置き何度かひっくり返し、何となく焼けているって思ったらOK。
メープルシロップをたっぷり付けて「パクッ‼︎」。うまぁ〜い♡ もちろんワッフル自体も美味しいんですが、外で食べる開放感がより美味しさを引き立てます。あっという間にペロリと食べてしまいました。
家も楽しんだし、ワッフルも食べたし。さてそろそろ帰ろうかな…と思いながらも、何かもう少し遊びたい。展示場内を見てみるとちょっとおもしろそうなものを見つけましたよ。
じゃん‼︎ こちらは薪割りの器具。女性でも子どもなど力が無くても割りやすいようになっているそうです。ちなみに割っている木片は柔らかい着火用の薪。「好きなだけジャンジャン割ってってください。」とスタッフのお姉さん。子ども達が薪をいっぱい割ってくれると、スタッフさんの仕事が減って助かる…のだそうです笑
そしてこちらが巨大バランスゲーム。見たまんまですがご家庭用のとはサイズ感が違います。崩れた時のインパクトが相当なので緊張感がえぐいです笑。ちなみにこちらのバランス対決。妙にムスメが強く、私が一方的にボロ負けしました…。次こそリベンジしてやるっ‼︎
せっかくだから、恐竜の背中にも乗っておこう‼︎ …とムスメが果敢にチャレンジしたものの、恐竜の背中が日光で熱を持っちゃってて「これじゃお尻が火傷しちゃうよ〜」とギブアップ。強がりは禁物です。
長い記事になっちゃったので、そろそろまとめます。
ログハウス住宅BESS。住宅展示場に行ってこんなに楽しい体験ができたのは初めてでした。こんなに遊べると、展示場というよりもアミューズメントパークみたいですね。
改めてスタッフさんに確認しましたが、「特に家づくりを考えられていなくても構いません。どうぞお気軽に遊びにいらしてください。」とのこと。むしろ1回と言わず何度も遊びに来ていただいて、季節ごとの家を楽しんでいただいたり、時間帯の違いで魅力を発見してほしいとのことでした。
家を建てる予定のある人もない人も。″暮らす″だけの家じゃなく、″人生を遊ぶ″家のヒントを知ることができてすごく楽しいと思いますよ。もし興味を持っていただければぜひ気軽に遊びに行ってみてくださいね。以上、現場からお送りいたしました〜。