覚えてる? 昔懐かし『写ルンです』です‼
この記事を読んでいただいている大人の皆さんはおそらく使った事があると思います。若いお父さん・お母さんはもしかしたら知らないかもっ‼︎ 今回の記事のテーマは使い切りカメラの『写ルンです』です(アグネスチャンちゃんみたいな言い方笑)。いやぁ〜懐かしいですねぇ〜。
一応知らない方のために解説しておきますね。
『写ルンです』は富士フィルムが発売した使い切りのフィルムカメラです。当時はカメラは高級品で、子どもにはとても触れるものではありませんでした。しかし写ルンですは、低価格で購入できフィルムの充填が必要なく、カメラの知識がなくてもシャッターを押せばそれなりに綺麗に写真が撮れることから、女性や子どもを中心に大流行しました。私も修学旅行に持っていった記憶があります。
そもそも、フィルムという概念も忘れかけていますよね。今でこそカメラはデジタルですが、その前はフィルムカメラでした。撮影するとカメラ内に収めたフィルムに撮影された画像が記録されます。撮り終えたフィルムはカメラ屋さんに持って行き現像してもらい、プリントしてもらっていました。
フィルムのカメラはデジカメと違って
- 撮った写真をその場で確認できない。
- フィルムが高く枚数が限られるので、気軽にパシャパシャ撮れない。
- フィルムを使い切らないともったいないため、現像するのが数ヶ月・数年後だったりして、後から見ると「この写真ってなんだっけ?」と思うことがある。
- プリントした写真や現像後のフィルムが溜まりかさばる。
など、今考えると非常〜に不便に感じますが「今撮った写真がどんな感じになってるかなぁ〜」というタイムカプセル的なドキドキ感はありましたね。だいたいの場合は仕上がった写真を見て「思ってた感じじゃない〜」と悲しい気持ちになるのですが笑
写ルンです初体験。カメラを持って撮影してみよう。
というわけで、そんなアナログ時代の定番アイテム『写ルンです』を持って、撮影してみるイベントに参加しました。イベントの案内人は袋井市内にあるカメラ屋すずやカメラの「すずや」さん。撮影テーマは水辺。袋井市の水辺を散歩しながら気になったものの写真を撮っていきます。
大人にとっては、写ルンですは懐かしアイテム。「あぁ〜、こんな感じだったねぇ〜」「ここを回すんだよね」みたいな会話が聞こえてきますが、子どもにとっては″なんじゃこりゃアイテム″。
フィルムの入っているこの歯車をギコギコ回して、このボタンを押せば写真が撮れるから…と言ってる間にパシャリ。オイオイ‼︎︎ ちょっと待ちなさい。スマホと違って撮れる枚数が限られているからね〜💦…な〜んて、子どもにとっては理解できないですよね。「撮りたいって思った時だけ撮るんだよ。でも枚数を気にしすぎて少ししか撮らずフィルムが残ってもダメだよ。」って説明するんですが、我ながら難しい注文をしてますよね。古きを知ることで現代の文明の有り難みを感じます。
最初の水辺は千鳥ヶ谷池。薄暗い森と静かな池を写スンです‼︎
最初の水辺は千鳥ヶ谷池。油山寺の近く?なのかな。土地勘がないのでわからないですが、人の気配がほとんどない池に連れて行かれました笑。生い茂った草…。さっそくハードな散歩です。
秋の紅葉が綺麗です。どんな写真が撮れているのかな?
産まれて初めての栗(が落ちてボロボロになったやつ)を手に取りました。ちょっと感動。普段は車移動ばかりのムスメ。こうやって山を歩く事で発見があるのは散歩の楽しみの一つです。
写真だと分かりづらい。猪が通った後ですって。ヒェ〜、おっかねぇ〜💦
気分はプロカメラマン。どうしても他の参加者と同じようなものを撮影する事にはなりますが、どのように撮影するかはテクニックの見せ所。竹が天に向かって伸びる姿は撮影できたかな?
キノコを発見‼︎ 近すぎるとボケちゃうし、遠すぎるとキノコが小さくなっちゃう。モニタが無いので難しいですね。
険しい山道で疲れましたが、普段見慣れない自然を体感したり、トカゲやカマキリを見つけたり、楽しいハイキング&撮影会でした。最初は39枚あったフィルムは残り20枚ほど。まだまだ大丈夫ですね。
それでは次の撮影場所に移動しましょう。
次の撮影場所は原野谷川親水公園。いったい何が撮れるかな?
次の撮影場所は、先ほどの山とはテイストが変わり、整理された原野谷川親水公園へ。原野谷川親水公園といえばふくろい遠州の花火の打ち上げ場所としても有名です。花火を打ち上げれるだけあって広々としていますが、秋の風がちょっと寒いかなぁ〜。もう少し厚着してくればよかった。
スッポンポンの子どもの銅像が寒さをさらに感じさせてくれます笑。
銅像とはいえ記事にオチンチンが写っちゃうといけないので、すずやさんが隠してくれました。「お母さ〜ん、お子さんのチンチンが丸出しですよ〜‼︎」
公園では釣りをする家族も。「何が釣れているんですか?」こういうコミュニケーションも散歩の醍醐味です。
遠くの方に鳥さん。ちょっと遠いんじゃないかなぁ〜。
公園から原野谷川の河原へ。この頃になるとだんだんと写真を撮る事よりも石探しに夢中になっちゃった。ちいちゃなハートみっけた。
川面に石投げ、水切り大会がスタート。あれ〜、写真撮影はどうなっちゃった?
と思ったら、大人も一緒に水切り大会。ゆる〜い撮影会です。
13時半からスタートしてそろそろ16時。日も暮れてきました。そろそろ終了。お疲れ様です。今日は歩いてしゃべって写真を撮って、楽しい一日でした。
撮影会っていうと何百万もしそうなゴツい一眼レフカメラや、三脚を立てたりってイメージがありますが、写ルンですで撮影する事でハードルが低くなって大人も子どもも同じ目線で楽しめたのは発見でした。
カメラは最後に回収し、すずやさんが現像に出してくれます。昔は撮った写真をプリントしていましたが、今はフィルムで撮影したものを現像後にデータ変換してくれるんですって。(プリントするより安いんですって)
こんなの撮影できました。ムスメカメラマンギャラリーオープン。
数日後…。すずやさんから写真データが送られてきました。ムスメが撮影した選りすぐりの写真をお見せしますね。
デジタルと違って明るさの調整が難しいですが、フィルム独特の色が焼けた感じは古いようで新しい感じがしますね。それと撮影日から少し時間が経っているので、「コレはいつ撮ったっけ〜」って思い返す不便さが面白かったです。
みんなも写ルンですを体験してみよう。
多分お子さんには未知の世界。「写ルンですを体験してみよう〜‼︎」と大声で言いたいのですが、当時全盛期に比べ需要が少なくなっているため、本体の値段が割と高いんです。さらに現像代ってなるとトータルで3,000円くらいになっちゃう? 子どものオモチャにはちょっと勿体無いかも…。
そ・こ・で!朗報です。
今回私たちが体験した写ルンですで撮影するワークショップは実はテストプレイで、11月11日にこちらイベント『FUKUROI 水辺百景』の本番があるんです。詳しい情報はチラシに書かれている内容をご確認くださいね。(当日は袋井の水辺MAPをお渡しするので、撮影場所の参考にしてください。との事)
技術の発展ってすごいですね。最新の文明もいつか新しい技術が発明され上書きされていきます。そして新しい技術の足元には過去の技術の歴史が下積みになっているんです。「古いものは良きものだ」なんていう気はありませんが、古いものを知ることで今の技術に驚きを覚えることもできますし、何よりも過去の技術の不器用さはおもしろいっ‼︎ ぜひこの機会に写ルンです体験してみたらいかがでしょう。