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美味しくて身体にいい食べ物を届けたい。ヤギちゃんのいる雑貨屋グリーンボックス桜台店を紹介します。

こんにちは〜。KOSODATE BASE hamamatsuの読者の皆様。いつも記事を読んでいただきありがとうございます。ところで少し前に戻るんですが、7月上旬に記事を更新したハママツクリエーターズフェスの紹介って見ていただけましたでしょうか。

こちら、紹介したイベントについては終了したんですが、これからも継続的なイベントにしていくようですので、未読の方はぜひ目を通していただくとして…。

地元のアーティストがいっぱい‼︎ クリエート浜松でアートフェスが始まるよ〜♫

こちらのハママツクリエーターズフェスでは、イベント本番とは別にプレ企画という形で、メイワン8階にある谷島屋本店と、浜松市西区桜台にあるグリーンボックス桜台店にご協力いただいて、作家の紹介パネルを展示していただきました。

ハママツクリエーターズフェスの展示風景

その展示の様子もお店に取材をさせていただいたのですが、その際にグリーンボックスのマネージャー、″ちくまりさん″こと知久真理子さん(以下、親しみをこめてちくまりさんと呼ばせていただきます)のマシンガントークでお店の紹介をしていただき…。

いや〜、これが正にKOSODATE BASEにピッタリで記事にしたいとは思ったのですが、「ちくまりさん…、大変申し訳ないんですが、今回はハママツクリエーターズフェスの記事で、そんなにお店のことを紹介できないんで、次の機会にさせてください〜💦」と、今回に至るわけです笑

ということで、今回の記事の主役はグリーンボックス桜台店っ‼︎ ちくまりさんの想いを存分に聞かせていただきました。それでは張りきってまいりましょう。グリーンボックス桜台店の紹介です〜‼︎

目次

みなさん、グリーンボックスという雑貨屋さんをご存知ですか?

先ほどから普通に「グリーンボックス」という名前を出させて頂いてますが、皆さんはグリーンボックスという雑貨屋さんをご存知ですか? アンテナが高い方はご存知かもしれませんが、大変失礼ながら、それほどお店の知名度は高くないような気がします。

でも、もしかしたらこういう説明をすると「あっ‼︎ 知ってる‼︎」という人がいるのかも。グリーンボックスはお惣菜の知久屋さんの建物に併設している雑貨屋さん。今回お伺いした桜台店の他に、半田山にある医大前店の2店舗あります。

知久屋桜台本店と併設しているグリーンボックス桜台店

おっと、そうなると? 今回取材をさせて頂いた知久真理子さんは…。そう、知久屋の娘さんですね。

浜松だと、どうしても知久屋さんのネームバリューがあるので「知久屋がやってる雑貨屋なのかな〜」なんて思ってしまいがちですが、知久屋は知久屋。グリーンボックスはグリーンボックスとそれぞれ独立した会社です。もちろん敷地は同じですし、関係性のある会社ではあるので協力関係にはありますが、今回の記事を読んでいただくにあたって誤解のないように先にお伝えしておきますね。


グリーンボックスの店内を見回してみると、素材や健康にこだわった食べ物や、地元にゆかりのある雑貨など、他のお店では見たことがないような商品がいっぱい並んでいます。

グリーンボックスの店内を探検。初めてみる商品がいっぱい‼︎

元々、グリーンボックスは現社長でもある ちくまりさんのお母様が作ったお店。仕事の関係で家族でベトナムに行く機会が多く、現地で仕入れた服や雑貨を輸入販売するお店だったそうです。今もお母様がお店に立たれる事はありますが、お店の運営についてはちくまりさんへと世代交代をされていて、お店には洋服だけでなく食品や雑貨が多く並ぶようになりました。

作り手の顔が見える、こだわりの商品を販売する。そこにはちくまりさんの想いがあります。

美味しくて健康的なものを、気軽に手に取れる店を作りたい。

家の仕事柄、子どもの頃から無添加の食品を食べることが自然だったちくまりさん。しかしその″自然″は世間的には自然ではなく、買い物に行けば添加物のある食品ばかりで、商品を手にとり裏面に記載されている成分表示を確認する…。また次の商品を手に取り成分表示を確認する日々…。

一回、一回の作業はそれほどでも、それが毎日・何回もになってしまうと相当なストレス。身体にとって健康的なものを食べたいという、たったそれだけの事なのになかなか叶いません。「これはきっと私だけでなく、他にも困っている人がいるに違いない。美味しくて健康的な食品がストレスなく手に入るお店があったらきっと喜んでくれる人がいるっ‼︎」と考えるようになります。

そんな想いと同時に、時代はコロナ禍の波に飲み込まれます。できるだけ外出をせず、家の中でいかに豊かな生活を送るか。そこに世間の注目が集まりました。それは食生活にも当てはまります。「何でもいい」ではなく「これを食べたい」と選択する時代。コロナの流行が良かったとは思いませんが、コロナがきっかけで生活の見直し、消費することに対しての意識が変わっていったことは追い風になりました。

グリーンボックスに置かれている食品の基準は、まず一番に美味しいこと。健康的だからって嫌々食べるようだったら豊かに生きることにはなりません。そのうえで添加物が使われず食事を通して健康につながっていくことが重要です。

こちら、ほんとに一度店舗に来てみてみてください。お店のスタッフさんが自信を持って販売されています。大型量販店の商品に比べれば多少値がはりますが、全てとは言わずとも、自分の好きな「これだーっ‼︎」という食べ物だけでも買い替えてみるだけで、生活が豊かになった気がするかもっ‼︎ 一度チャレンジください。

かわいいヤギちゃんもみんなを待ってるメェ〜♫

そうそう、先ほど健康的な食生活についてお話させていただいたのですが、グリーンボックス桜台店の大事なかわいいマスコットキャラを紹介し忘れていました。

じゃーん‼︎ ヤギちゃんたちです‼︎ かわいいでしょ。

手前の子がミルク、その後ろの白い子がピンキー、一番後ろのそっぽ向いてる子がソフィアです。

こちらで飼育されている3匹のヤギ。基本的にはお子さんたちが来てくれて可愛がっていただければそれで充分ではあるのですが、このヤギちゃんたちも食育についてのメッセージがあるのです。

元々日本人とヤギとの結びつきは深く、昔は家畜として広く飼われていて、ヤギの乳も日常的に飲んでいたんだそうです。

こちらのヤギは乳搾りをしていませんが、そういった食の歴史を未来に伝えるべく、かわいいマスコットとして日々働いていらっしゃいますメェ〜。

ちなみに、こちらは人気商品の『やぎミルク』(こちらで飼われているヤギちゃんのミルクではありませんよ。)

地域を応援し豊かにしたい。グリーンボックス・そして知久屋の想い。

ふぅ〜。いろいろとお話を聞かせてもらって「面白いなぁ〜」と思いつつ、コーヒーを飲んで少し休憩。落ち着いて店内を見回してみるとお店の柱に遠州織物の手拭いが飾られていました。

色々な柄が光に透けて、とても綺麗です。

そういえばグリーンボックスさんは、ハママツクリエーターズフェスでも地元作家の応援をしていただきましたが、遠州織物をはじめ、地元の作家の巨大張り子が置かれていたり、地元産の雑貨が置かれていたり、とっても地域を大事にしている気がします。

「どうしてそれほどに地元を応援するんですか?」ちくまりさんに聞いてみました。


中学卒業後、「浜松なんて何もない」と単身アメリカへ留学したちくまりさん。アメリカから戻った後も東京でアパレル関係の仕事をしていましたが、外の環境で暮らすことで「浜松って色々な魅力があって住みやすい街なんだ」ということに気が付かされます。

しかし「浜松が持つ文化や技術は、世界の名だたる企業からも注目されている。だけど次世代に技術が継承されていないし、閉業してしまうお店もある。このままでは衰退の道を歩んでしまう。」と危機感も同時に感じました。

遠州織物で作られた子ども用の甚平と、国産の花火を紹介していただけるちくまりさん。その後ろにはてんぐちゃん張り子も。

そんなとき、知久屋創業者のお父様からの教えが、ちくまりさんの心を押します。「地域の人たちが豊かにならない限り、私たちも幸せになることはない。地元の方に貢献する仕事をしなければならない。」

その教えを守り、地域の産業を応援し、地元に生活する私たちが豊かに生活を送る事ができるように、グリーンボックスさんも知久屋さんも見守ってくれているんですね〜。

グリーンボックスでは、ワークショップも開催しています

どうでしたか? 今回の記事は楽しんでいただけましたでしょうか。「ちょっとお店に行ってみようかな?」と思っていただけたらとっても嬉しいです。

でも浜松って広いから「遠くて行くキッカケがないんだよね〜」って人もいるはず‼︎ せっかくだから買い物だけじゃなくて、何か″お店に行った体験″もほしいですもんね〜。

そんな方に朗報です。グリーンボックスでは定期的にワークショップを開催しているので、家族と…あるいは一人の贅沢時間を満喫しに行ってみてはいかがでしょうか。ワークショップについてはグリーンボックスのインスタで告知していますので定期的にチェックいただくとして、その中でも猛プッシュしたいのがこちら。『手前みそをつくろう』ワークショップ

グリーンボックスオリジナルの味噌キットを持ってパシャリ♫

グリーンボックスで発売しているオリジナルの『20分で手前みそが仕込める味噌キット』を使い、楽しく手軽に味噌づくりができます。市販の味噌とちがい、手でこねることで家族の常在菌が仕込まれ、家族が美味しいと感じ健康になるお味噌になるんだそうです。

こちらのワークショップは暑い時期はできないので、もう少し後の10月頃から開始するそうですが、興味のある方は是非ご参加くださいね。

それと、近々の情報としては…。これ絶対に面白いヤツ。主催はグリーンボックスではなく知久屋さんですが、知久屋農園に巨大迷路が出現しちゃったんですって〜。

知久屋さんのお惣菜って自分たちの畑で作った野菜を使っているんですが、4,000㎡のとうもろこし畑に巨大迷路を作ってみんなで遊ぼうという企画なんですって。これ、絶対に楽しいっヤツ‼︎ 楽しみですっ‼︎


雑貨屋のグリーンボックスさん。そしてお惣菜の知久屋さん。地元を愛し、健康で豊かな未来を作ってくれる会社がこんなにそばにあるのって幸せですね。

記事で書けるお店の魅力なんて一握り。ここから先は是非お店で。ちくまりさんをはじめ、素敵なスタッフさんが迎えてくれますよ。

せっかくなので知久屋さんの写真も載せておきます。美味しそうでお腹が空いちゃう‼︎

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