浜松も好きだけど、掛川も大好き。そんな掛川のオススメスポットを紹介します。
こんにちは〜‼︎ 子育て世代の皆さん。暑い中おつかれさまで〜す‼︎ いやぁ〜、毎日毎日子どもの相手で大変で、やっと職場が夏休みに入ったと思ったら台風が来るだとかなんだで困っちゃいますよね〜。みなさんはお子さんとどこに行って遊んでますか? よかったらメールとかで教えてください(もぅほんとに、どこに遊びに行こうか悩んじゃって。)
我が家は主に浜松市内を遊び場にしています。…ですが、掛川市も好きでたまにフラフラ〜とプチ旅行気分でドライブしに行きます。国道1号線に乗ってしまえば掛川市街まで40分くらいかな? そんなに無理のない距離感かな〜と個人的には思います。
先日、KOSODATE BASE hamamatsuで、SAIGO FARMさんをご紹介させていただきましたが、掛川って子育て世代の遊べる場所が多くてとても気に入ってる街なんです。山や海など多くの自然があることや、お城が街のシンボルなのが浜松に似ているからですかねぇ〜。なんか親近感があるんですよね〜。
今回の記事は、掛川城のすぐ近く。大手門のそばにある駄菓子屋さん。『横さんち』をします。それではいってみましょう。パチパチパチ〜👏
元気で笑顔のやさしいおじさん、横さんの事を知って欲しい。
いきなりこんな事を言うと戸惑われるかもしれませんが、横さんちを紹介するにあたって、実は少し悩みました。…いや、今も悩みながら文章を書いています。とはいえこの件に触れないと、この後の文章が少し難しい…。う〜む、この葛藤を共有しながら記事をお読みいただけると助かります。
それは、店主の横さん含め、スタッフの方の何名かが障害者だということ。しかし私の悩みは「障害という事を隠した方がいいんじゃないか?」という悩みではありません。
店長の横さんなんて、障害だなんてなんのその、そこら辺のおじさんよりもだいぶエネルギッシュに活動されているし、SNSを使って「障害があるからってどうかしたの?」って事を発信されているのを見ていると、あえて「障害者が働いている駄菓子屋です」っていう肩書きをつけてしまうのは違うなって思うんですよ。(別に障害者だなんて言わずとも、元気なおじさんがいる駄菓子屋で充分な気がするんです。)
そんな事を考える反面、日常の中で障害をもった方が働く姿を見たり、一緒に会話する機会があることは実社会でそんなにありませんよね。
駄菓子屋は昔っから子ども達のコミュニティーであり、学校とは別な居場所であり、辛いことから逃れるオアシスです。学校のルールから離れたもう一つの場所で「色々な事情を抱えながらでも、楽しく働くことができるんだ」って事を、教科書からではなく、自然と感じ取れるのは貴重な事だなと思うと、障害者が働いている駄菓子屋という事を伝えていくことも大事なのかなって。
ちょっと長くなってしまいましたが、これが私の葛藤です。なので、基本的には元気で笑顔のやさしいおじさんが働いている駄菓子屋だと思っていただければありがたいです。
我が家ルール。横さんちに来たらお菓子は買い放題‼︎ 子どもが貴族になれる店笑
そもそもですっ‼︎ この記事を読んでいただいている方は私と同じくらいの年代の方が多いと思うんですが、小学生の頃に地元にいくつか駄菓子屋がありませんでしたか??
私が子どもの頃は近所に2軒、自転車をかっ飛ばした所にあるのが3軒。ビックリマンチョコなどのメジャーなものから、どこで作っているのかわからない謎のお菓子。そしていつから置いてあるのかわからないお化け煙などのオモチャ。お好み焼きやベビスターラーメン焼きなんて変わり種もあって、子どものお小遣いでも好きなお菓子を買うことができました。
そんな駄菓子屋も今や絶滅危惧。代わりに大型ショッピングモール等に駄菓子屋″風″のお店ができてたりしますが、お値段的にも大人を対象にしたなかなかアレな価格帯です。
しか〜し‼︎ 古より我が家に残る言い伝えには『横さんちに行った時は、好き放題お菓子を購入すべし』と書かれておりまして、ムスメには自分が食べたいと思う分、好き放題に購入させてます。(もちろん、そんな言い伝えはありませんが、これからムスメの世代、また次の世代へと、この言い伝えを残していこうと思います。)
何たって、横さんちの駄菓子。安いんです。もう一回言っておきますね。「やすいんですーーーーー‼︎」
これほど買って500円未満。まさに「駄菓子の宝石箱や〜‼︎ 」。正直言って我が家もそれほど余裕がないので、スーパーなどに行っても満足するほどお菓子を購入することができず…。横さんちに遊びに行く時は貴族になった気分でウキウキショッピングを楽しんでます。
安いことが一概に″良きこと″でもありませんが(正直、親としてはすごく助かります)、子どもが自分のお小遣いで買い物ができない駄菓子屋だなんて、子ども達が自由に楽しめない駄菓子屋だなんてちょっとおかしいですよね。横さんちは子ども達も(見た目は大人の)元子ども達も、みんなの居場所になっています。おっと、そんな事を考えている間にも、顔馴染みっぽいお子さんがやってきました。
お店も綺麗。バリアフリーでやさしい‼︎ みんなが笑顔になれるお店です。
お店も魅力的なんです‼︎ 次の11月18日で4年目になる横さんちは、白を貴重とした清潔感あるお店。ちなみに11月18日は横さん夫妻の結婚記念日でもあるそうです❤️
店内はそれほど広くありませんが、子どもの視線に合わせた場所にお菓子が並べられてて子どもファースト(当たり前に思えるんですが、最近の駄菓子屋″風″のお店だと大人に買わせるための商品配置だったりするんです)。床はバリアフリーで車椅子や足の不自由な方、ベビーカーでの入店も歓迎です。
お店の奥にはサイン入りのユニフォームなどが飾られていますよ。お笑い芸人″さらば青春の光″の森田さんにもらったキングオブモルックのユニフォーム。漫才師EXITのお二人に来店いただいた時にサインしていただいた衣装。日ハム清宮選手からいただいたオールスターゲーム2022着用ユニフォームとキャップ。
これらは横さんちを運営する株式会社リツアンと、タレント・スポーツ選手の皆さんが昔からお付き合いがあっていただいたそうです。お店の壁にはEXITりんたろーさんと横さんのツーショット‼︎
これ‼︎ みてほしい。ヘンテコでかわいい「カラフルスライムズ」
横さんちに興味を持っていただけたら、このキャラクターを知ってもらいたい。横さんちに住んでいるちょっぴり妖怪めいたいたずら「カラフルスライムズ」たち。色とりどりでかわいいでしょ。
この子たちはボランティアスタッフの夢ちゃんが創造したキャラクター。現在高校2年生の夢ちゃんが高校受験の際に勉強の息抜きに描いていた絵がきっかけになってキャラクター化されました。今ではギフトボックスのほか、服や帽子、靴下などのアパレル、マスキングテープなど雑貨になってのびのびと暮らしています。
色や形がバラバラな12ひきのカラフルスライムたち。全ての人がお互いの違いを認め、お互いを尊重しあえる社会である事を象徴したキャラクターです。
実はこの文章を書いている最中、何度も何度も「カラフルスマイルズ」って文字打ちを間違えちゃっているんですが、横さんちを中心に色とりどりのスマイルが生まれたら、案外「カラフルスマイルズ」でも間違いじゃないかなぁ〜、な〜んて思ったり。
ぜひご来店時には、店内に隠れているカラフルスライムズとカラフルなスマイルを探してみてくださいね〜。
横さんちの紹介はこちらで終了。横さんちでは定期的にワークショップやイベントも行ってるので、まずは下にあるSNSをフォローしつつ、遊びに行ってみてくれると嬉しいです。
そして、この記事と同時にアップする『BOTANICAL GARDEN OZMAN』は横さんち監修の植物園。こちらも素敵な場所なので、記事を読んでいただき横さんちと″はしご″する事をお勧めします。
掛川にオシャレで奇妙で素敵なお店が誕生〜‼︎ 不思議な植物園 BOTANICAL GARDEN OZMANを探検だ‼︎
私の大好きな掛川。きっと遊びに行くと発見が多いと思いますよ〜。この記事がそのキッカケになったら嬉しいです。