こんにちは〜。今回は記事本編に行く前に少しばかり注意を。
もちろん閲覧注意とか反社会的なことが記事として掲載されていることは無いんですが、実はかつてない謎イベントが浜松で起ころうとしておりましてね。読んでいただくと「えっ⁉︎ 何を言ってるのかわからない‼︎!??」という箇所が多々あると思いますし、取材をして記事を書いている私自身だって、このイベントがこれからどうなっていくのか全く読めていないのです。
しか〜し‼︎ この謎イベント。面白いことだけは決定しております。
お子さんに参加していただければ夢中になって楽しんでいただけると思いますし、親御さんも一緒になって気がつけば子ども以上に夢中になっちゃう気もしますし、着地点がまだはっきりしていない分、皆さんの参加によってどうにでも楽しくなっちゃうことを考えると、「こりゃぁ、KOSODATE BASE hamamatsu」で応援するっきゃないっっ‼︎って思いましてこちらを紹介させていただきますっっ‼︎
ということで、どうか皆さん。最後までお付き合いいただければと思います。
みんなで一緒にデコ(凸)を作ろう。お祭りごっこ‼︎ みんなでつくる凸凹まつりが始まるよ〜
まず、私たち家族がこの怪しいイベントの気配を察したのは7月中旬のこと。よく遊びに行くちまた公民館で、張り子を作るイベントを行うと聞いた時からです。(ちまた公民館についても説明していきたいですが、文章が長くなりすぎるので、ちまた公民館インスタグラムをご覧ください。)
少し前にもKOSODATE BASE hamamatsuで張り子についての記事を書かせていただきましたが、
福よせ豆面を作ってんぐ👺 遠州天狗屋さんのワークショップで、張り子づくりの楽しさを体験させてもらいました〜‼
この記事を読んでいる皆さんは、張り子を作ると言ったらどういうイメージを持たれるでしょうか。
この時、私たち家族は手のひらに収まるくらいの張り子が出来上がるものだと勝手に思っていました。しかしその想像とは全く違い、1メートルほどの巨大張り子を作ろうというイベントだったのです。(厳密に言うと、さらに巨大なデコと呼ばれる張り子を作るためのテストプレイだったのです。)
このデコと呼ばれる巨大張り子。実は静岡県立浜松北高等学校の体育祭で発表される巨大張り子オブジェで、生徒たちがクラス対抗で作りアピールするものだそうです。(どんなものか見たい方は浜松北高HPをご覧ください。)
素材は紙で出来ていて、骨組みに新聞紙を棒状に巻いたものを使い、ガムテープや糊で補強して紙を貼りつけ、絵の具やマジックペンで着色して作るんだそうです。
さて、このデコの存在を知り「面白そうだから、みんなで作ってお祭りにして楽しもうぜ‼︎」と立ち上がったクレイジーな方々が『浜松ちまた会議』の皆さん。(浜松ちまた会議は特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツが主導となり、浜松の新しい街づくりを模索している組織です。クリエイティブサポートレッツについても紹介させていただきたいのですが、こちらも説明をすると長くなるのでHPを見てみてください。)
2023年10月13日・14日に遠州鉄道第一通り駅高架下南側にある新川モールを使い、浜松ちまた会議が主催となって、巨大張り子オブジェ「凸(デコ ※以下凸で統一)」の展示と、スケートボードパーク凹、盆踊りなどを行う『お祭りごっこ‼︎ みんなでつくる凸凹まつり』の開催が決定しました。
そして、この祭りを成功へと導き、祭りのシンボルとなる凸と呼ばれる巨大オブジェを作るミッションが課せられたのです。
未知の巨大オブジェ。凸を作るため凸長が立ち上がる。
この記事を読んでいただいている皆さ〜ん‼︎ まだついてきてくれてますか〜。なんとここまでがプロローグ。これからもっと混沌としてきますので、倒れないようにお水を補給しながらついてきてくださいね。
さて、この張り子の原点は浜松北高のデコと呼ばれるオブジェでしたが、この手法を全くそのまま取り入れるのは面白くない。もちろん参考にはさせていただくし、最終的には北高の手法で巨大オブジェを作るかもしれないけれど、まずは自分たちオリジナルの方法で「どうやったら巨大なオブジェができるか」を考えた方が面白いってものです。
そこで、この怪しいヒゲモジャのおじさんが立ち上がりました。クリエイティブサポートレッツに勤める佐藤さん(以下、凸長(でこちょう))です。そして連尺町にあるレッツの施設『たけし文化センター連尺町』で行われたキックオフには中学生から大人まで多くの自主参加メンバーが集まってくれました。
まずは、このイベントの趣旨や、みんなで一緒にやる意気込み。SNS掲載についての確認などの証書に、凸長が印鑑を押してくれます。
今から君は凸作りの仲間入りだ‼︎ 「デヤッ‼︎」
凸長は凸長を名乗っていますが、今までの人生の中で凸を作ったことがありません。これからみんなと一緒に凸の在る未知の世界軸への一線を超えていきます。記事を読んでいただいている皆さんも凸の一線を意識して飛び越えていきましょう。
ここに凸のある世界軸への一線があります。今から飛び越えますよ。「デヤッ‼︎」
お分かりでしょうか。今、凸のある世界へ人が足を踏み入れた記念すべき瞬間です。これでみんな凸の仲間入り。
どのような方法で立体オブジェを作れるか。その可能性は無限大。
立体オブジェを作ろうといっても、ここにあるのは大量の素材(新聞紙やチラシ)と情熱だけ。立体造形のプロもいなければ建築に関わった人はいません。視界は真っ暗闇。何のヒントもないまま手探りで立体オブジェを作るのはちょっと無理がありそうです。
そこで凸長が指差しました。「立体オブジェはこんな方法だってできるんだ‼︎ みんなついて来い‼︎」駆け出した先はたけし文化センター2階に置かれている施設利用者が作った何とも形容し難い何か。
紙で作られた小さなリボンを幾重にも繋げ続けることで、巨大なものが出来上がる。こういう方法だって巨大オブジェは作れるんです。夢広がりますねっ‼︎
新川モールの現場を観に行こう。これが人類初の凸の聖地となる。
未知への世界軸(凸のある世界)へ足を踏み入れた我々は、お祭りごっこの会場でもある新川モールに行き、現場のイメージを膨らませていきます。
雨や風、通行人の妨げにならないか。軽いものが飛んでいって遠鉄の電車に迷惑がかかったら大変です。出来ることと出来ないことを把握することで、出来ることの想像力が膨らんでいきます。私もすでに「こんな凸を作ってみたい」というアイデアが浮かんできました。
ちょうどこのイベント本番。お祭りごっこの日はハロウィンの時期。生半可な凸だとハロウィンのお化けどもに喰われてしまいます。ハロウィンの集団が地味に見えるほどの凸作り。腕がなりますね。
新川モールの見学が終わったあとは、たけし文化センターに戻り、少しの時間だけ凸作りをしてみました。
君も凸作りに参加してみないか? 凸のある世界が君を待っている。
さて、ここまで読んでいただいた方。どうもありがとうございます。おそらく半分以上の方が脱落してしまったかと思割れる中、ここまで読んでいただいた皆さんは凸の才能があります。多分っ‼︎
もしこの記事を読んで凸に興味を持っていただいたら、ぜひこの無謀なプロジェクトにご参加ください。参加する方法はいくつかあります。
①新聞紙、広告、チラシを提供いただく。
巨大な凸作りをするには、素材はいくつあっても足りません。ご家庭に不要の紙類はありませんか? 素材をご提供いただくことも参加する一つのキッカケになると思います。
②一緒に凸作りをする。
凸作りをするには一人でも多くの人手が必要です。そこで一緒に制作してくださるメンバーを募集しています。毎週金・土曜の17時半から20時半までたけし文化センター連尺町にて凸作りをしておりますのでお気軽に遊びにきてください。
③10月13日・14日の「お祭りごっこ! みんなでつくる凸凹まつり」に参加する。
この凸作りが成功するように心の中で祈っていただき、10月13日・14日に開催されるお祭りごっこ! みんなでつくる凸凹まつりを大いに楽しむ。こういう方も貴重です。
凸づくり、そして『お祭りごっこ! みんなでつくる凸凹まつり』については、進展があればこちらのサイトで報告をさせていただきます。「わからないことは悪いことじゃない。わからないことは面白い」。この謎イベント。きっと楽しんでいただけると思います。どうぞ応援よろしくお願いしまーす。