遊べて楽しい‼︎ ヘンテコワールド。 ハママツクリエーターズフェスって何じゃらホイ。
こんにちは〜‼︎ もう夏本番ですね〜。夏といえばやっぱり夏休みっ‼︎ 自分が子どもの頃は夏休みって毎日遊べてまるで天国のようなエブリディでしたが、親になってみると、一緒に公園に出かけたり、夏休みの宿題をみたり、一日中走り回って汚れた服を洗ったりと、もぅ〜毎日毎日ぐったり疲れちゃいます。
もちろん長期休みだからこそ、いつもはいけないところに出かけて家族の思い出作りをするといった面白さもありますが、家計のことを考えるとそんなに頻繁に遠方には出かけられないっ‼︎
さぁ〜て、今年の夏は何か面白そうなものはないかしら…。と思っていたらありましたよ。ポップでかわいい動物の絵が描かれたチラシを発見。7月21日㈮〜23日㈰の3日間、クリエート浜松でアートイベントが行われるんですって。
「何か面白そうなヨ・カ・ン♡ これはお話を聞きに行かなきゃ‼︎」…ということで、イベントの会場でもあり、主催でもあるクリエート浜松さんに今回のイベントについてお話を伺いしました。
クリエート浜松はなんと開館35周年‼︎ これからの浜松の文化発信基地を目指しますっ‼
遠州鉄道”遠州病院”駅のすぐ近く、広小路通り沿いにあるクリエート浜松。頻繁に利用したことがなくても、地元の方なら名前くらいはよく知っていると思います。そんなクリエート浜松も何と今年の7月で開館35周年なんですって〜驚。
はるか昔の記憶を辿ると私が10歳の頃かしら(あらやだ、歳がバレちゃう)。当時は白くて大きなビルがとても都会的で、丸や三角の窓や螺旋階段がオシャレで、館内には自由に使えるパソコンがあった記憶があって、同級生の友達とワケわからずにキーボードをカチャカチャ押して「ココから未来に向かっていくんだ〜」と、興奮していた記憶があります。(あくまで記憶なので、もしかしたら違うかも?)
そして現在、クリエート浜松さんを前にちょっと言いづらいですが、正直いって未来に文化を発信しているような印象を受けないし、そもそも利用する機会がほとんどないかも…。
そこのところズバリ聞いてみたらやはりそのような問題を抱えていて、アートギャラリーの貸部屋を利用される多くの方が、開館当時からお世話になっている作家さんやアート団体。長くお付き合いいただいている分ご高齢になり、コロナの影響もあって活動を休止された方もいるんだそうです。
また、若手の作家や新規のユーザーにも広く知ってもらおうとはしているものの、なかなか届いてないということも現実。
ここで”浜松”という環境を改めて見直してみると、浜松にはちゃんと文化を生み出す土壌はあるんですよね〜。アンテナを向けていないと気が付かないのですが、若手のクリエーターがちゃんと育っているんです。今回は35周年というタイミングもありますが、文化の発信基地『クリエート浜松』として地域の方に改めてこの建物を知っていただくのと同時に、地域のアーティストの応援をしていけるよう新時代への第一歩を踏みだす絶好の機会なのです。
こんな素敵なクリエーターが身近にいる。ハママツクリエーターズフェス参加者を紹介します。
地元にゆかりのある実力も人気もある作家さんは本当に多くいらっしゃって、皆さんを紹介したいところですが、それはさすがにまとめきれないので、今回のイベント『ハママツクリエーターズフェス』に参加していただける8名の作家さんをご紹介します。
いきものだもの
ゆるい、やさしい、わかりやすいを身上に、いろいろな生き物を描くイラストレーター いきものだもの です。
生き物ってなんだろう?ヒトって何だろう?ということを考えながら、誰にでも楽しめるイラスト作品を制作しています。
現在までに水族館のイベント告知フライヤーや、子供向けの生物学ビジュアルブックなど、教育や学習に関するイラストを担当させていただいております。
遠州天狗屋
遠州天狗屋は、張り子作家「坂田吉章」と、天狗の子供「てんぐちゃん」による縁起物作りユニットです。
「郷土の歴史を楽しみ、今よりもっと遠州を好きになる物作り。」をコンセプトに、静岡県は西部「遠州(えんしゅう)」ならではの「おらがまちのもの」を創り、未来へ紡ぐ活動をしています。
ehonno.
「絵本のような」をコンセプトに、さまざまないきものをモチーフにして、鋳金でアクセサリーと雑貨を制作しています。
桂川美帆
1987年東京都生まれ。15歳から油彩画を学び、東京藝術大学工芸科に入学。様々な工芸技法を学び、主に染色工芸の技法を専門に習得。2015年、東京藝術大学大学院において博士号(美術)を取得。
現在は、染めることで得られる素材自体の発色と、絵の具とは異なる質感に魅せられ、日本最古の防染技法である「ろうけつ染」という表現手法で作品を制作している。
KIMUKIMU
イラストレーター。静岡県浜松市出身。 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻 版画コース修了。 「角(カド)のない作品を、イラストレーション,銅版画,壁画などで制作し続けている。」
友野可奈子
1987年生まれ 2010年筑波大学芸術専門学群構成専攻卒業 浜松市在住 PATER'S GALLERY COMPETITION 2009(宮古美智代賞次点) 鈴木成一装丁イラストレーション塾第2期生 第226回 THE CHOICE 入選
のなかあやみ
貼り絵、ドローイングをメインに展示活動のほか、書籍、広告、ロゴ、CDジャケット、フライヤー等のアートワークに携わる。 日々のなかの愛着をテーマに制作している。
萩結
誰かの記憶の片隅にある情景を描いています。
また、ハママツクリエーターズフェスでは、上記のクリエーター以外にも、イベントを盛り立てるマルシェやライブイベントなどが行われます。アート観賞だけでなく「こんな素敵なお店があるんだねぇ〜」って知ってもらう機会にもしていただければと思います。
イベントを一緒に盛り立てていただける出店者の皆さん
- かもめの珈琲屋さん(コーヒー・ドリンク)
- ララカフェ(コーヒー・ドリンク)
- おさきコーヒー(コーヒー・ドリンク)
- 頭山(盆栽展示・販売)
- GreenBox(雑貨)
- Daya(インド料理・雑貨など)
- Bangkok Café(タイ料理)
- みなみのぱたけ(野菜販売)
- ムムムのツムギ(ベーグル・ベーグルサンド)
- 浜松調理菓子専門学校「ぶんぶん部」(クッキー等の焼き菓子)
- HALE LANI(シフォンケーキ)
- KIZUKIの食堂×三代目レモンスカッシュ(飲食、レモンドリンク)
- gramme(最中ジェラート)
- Snowflake(プリン、シュークリーム)
- 晴天(フェアトレード雑貨、食品)
- Jazz Dialogue(ミニコンサート)
僕も君もアーティスト。ワークショップに参加してアートの世界をもっと知ろう。
アート観賞って高尚な趣味じゃないんです。もちろん美術館のように静かにゆっくり絵画を眺めるなんてのも一つの楽しみ方かもしれませんが、「なんだこれ〜」「何かヘンだね〜」と思い思いの感想を言葉にして楽しむのだって構いません。(触っていい作品もあるよ。丁寧にさわってね。)
そしてもっともっとアートを身体で体験し、創造する面白さを知ることができるのがワークショップ。今回のはままつクリエーターズフェスでは、多くのワークショップが用意されています。
10m! みんなでぬろう! 実物大ザトウクジラ[講師/いきものだもの]
実物大のザトウクジラのイラストにみんなで色をぬり、クジラのパワーや迫力を一緒に感じよう! 参加者にはぬり絵ポストカードをプレゼント!
※当日は絵具で汚れてもよい服装でお越しください。
7/22(土)10:00~17:00
- 定員/ぬり終わり次第終了
- 申込/予約不要・随時募集
- 料金/無料
キラキラ箔をプリントしてみよう![講師/桂川美帆]
箔プリント加工をして、キラキラグッズを作ってみよう!
※箔プリントしたい素材(アイロンがかけられる素材ならOK)をご持参ください。
7/22(土)10:00~12:00
7/23(日)14:00~16:00
- 定員/材料がなくなり次第終了
- 申込/予約不要・随時募集
- 料金/¥1,000
自由にぬろう!天狗張子の絵付け体験[講師/遠州天狗屋]
手ぶらでOK。張り子のことを知り、デザインを考え、絵付けをし、自分だけの天狗張子を作ってみよう!
7/22(土)①10:00~12:00 ②14:00~16:00
7/23(日)①10:00~12:00 ②14:00~16:00
- 定員/各回6名
- 申込/事前予約制
- ①天狗張子(高さ約10cm) ¥4,000
- ②起き上がり天狗張子(高さ約6cm) ¥3,500
いきもののイヤーカフをつくろう![講師/ehonno.]
数種類のいきものをモチーフにした真鍮製パーツと天然石ビーズから好きなものを選び、ペンチとアクセサリー金具を使って、オリジナルの組み合わせでイヤーカフを作ってみよう!
7/22(土)①10:00~11:00 ②12:00~13:00
7/23(日)①13:00~14:00 ②15:00~16:00
- 定員/各回6名
- 申込/事前予約制
- 料金/¥5,000
モノづくりってほんとに楽しいですよね。お子さんも夢中になってくれると思います。その間に大人はサササと絵をみたりお茶したりするのもアリ。そして一番のオススメはお子さんと一緒にワークショップに参加しちゃうこと。きっと2023年の夏休みの思い出になりますよ〜。
めっちゃ本気です。浜松をあげてアーティストをプッシュするぞ〜‼
ぶっちゃけアートイベントなんて色々なところでやっているので、どこかに行けば何かは見れるのでしょうけど…。クリエート浜松も参加アーティストもめっちゃ本気でこのイベントに取り組んでいます。(どのアートイベントも熱量があると思いますが、クリエート浜松も大・大・大本気ですっ‼︎)
そして、その熱量に賛同していただき、まだイベントが始まる前というのに、谷島屋浜松本店(メイワン8階)と、知久屋桜台店に併設する雑貨屋グリーンボックス桜台店でプレ展示が始まりました。谷島屋さんと知久屋さんといえば浜松で産まれ地元に密着した企業。これは浜松をあげてイベントをプッシュしていると言っても過言ではないでしょう。
メイワン8階の谷島屋本店にあるブックカフェにアーティストの紹介パネルが展示されていました。駅ビルとあって、開店直後から大賑わいです。私が店内にいる間に何人かの方が作品を見てチラシを持っていってくれました。来てくれるといいなぁ〜。
こちらは知久屋と一緒に店舗を構える雑貨屋、グリーンボックス桜台店。定期的にお弁当を購入いただくお客様が飽きないように、パネルを入れ替えて紹介していただいているそうです。こちらの店舗はヤギさんがいらっしゃいまして、カメラを向けたら挨拶に来ていただきました〜。
もし、谷島屋浜松本店さん、グリーンボックス桜台店さんの近くに行くことがあったら寄ってみてくださいね。プレ展示とはいえそれぞれお店の想いを込めて飾られています。どうぞよろしくお願いしま〜す。
7月21日〜23日の3日間。クリエート浜松で待ってるよ〜
浜松の中心でアートを叫ぶ「うぉぉぉぉぉ‼︎」。 元ネタちょっと古いですね。それはさておき、浜松駅から徒歩10分。遠州鉄道沿いにある浜松市の中心と言っても過言ではないクリエート浜松。
この3日間は地元にゆかりのあるクリエーター達と一緒に、アートを心から楽しめるフェスを開催します。アートって作家だけで完結するものじゃない。見ていただく人や、そこで湧き起こる感情があってこそ『楽しさ』は創造されます。
一緒に笑いましょう。一緒に創りましょう。一緒に遊びましょう。この3日間。クリエート浜松にぜひ遊びにきてくださいね〜。