憂鬱な雨の日が少しだけ好きになっちゃうかも。アメオト舎を紹介します。
6月、梅雨ですね〜。最近の雨はシトシトなんて可愛げのある感じじゃなくて、突然ザァザァ振りになるから嫌になっちゃいます。ただでさえ憂鬱なのに子どもが靴をビショビショに濡らして帰ってきた日なんて…。「キィィィエェェェ‼︎ 雨のバッキャロウめっっ‼︎」な〜んて思っちゃったりして。オホホホホ。
お出かけするにしても雨だと行き先が限られちゃいますし、洗濯物も乾かないしで、なかなか「雨が好きっ‼︎」って人は少ないと思います。
でも『雨』をちょっとだけ好きになっちゃう…そんなカフェ。今年5月に萩丘に移転オープンしたばかりの『アメオト舎』を紹介したいと思います。子育ての休憩にこっそり隠れ家としても良いと思いますし、お子さんと一緒にでもモチロンOK。きっと気に入ってもらえると思いますよ〜。
心が晴れる場所でありたい。雨がコンセプトのお店、アメオト舎。
遠鉄上島駅を西にまっすぐ。坂を上り四ツ池公園陸上競技場を通り越してすぐにある三角屋根? ともちょっと違うかな。五角形の赤い屋根のレトロモダンな建物。ここがアメオト舎です。
アメオト舎さんが移転先を探していた時に、こちらの物件を見て「赤い傘みたいでステキっ‼︎」って思って即決したらしいです。確かにそう言われると巨大な傘に見えてきました。
営業日は月・木・金・土と時々雨の日(日曜は予約制で貸切営業)。お店の入り口に赤い傘が置かれていたらお店が開いている合図です。
元々スナックだったという店内はちょっと大人なビターな雰囲気のお店。雨に関係する絵本が置いてあったり、長靴を履いたアヒルちゃんがいたりと雨の楽しさ演出しています。
色とりどりの傘も見つけました。こちらは静岡市の老舗傘屋さんとコラボした傘。アメオト舎のキャラクター『雨つぶくん』が刺繍されたここだけの商品です。
傘は開くと桜の模様のような骨組みで可愛らしいですね。これって見た目のオシャレさだけでなく、一枚布で仕上がっていて強風にも強いんですって。
とりあえず椅子に落ち着いてオーダーしましょう。私は”紫陽花色の紫のソーダ”と、”雨の日のゼリー”、ムスメは”バナナトースト”を注文。
紫陽花色のソーダって素敵でしょ。優しい紫の色に癒されてボーッとしちゃう…。う〜ん、帰りたくない……っていけないっ‼︎ 現実逃避をしてしまいましたっ‼︎ 味はスッと爽やかでジメッとした心が晴れるようです。雨の日のゼリーは梅雨の時期限定の商品…ですが、好評とのことでレギュラーメニューになるのかも。天然素材のバタフライピーを使った優しい味のゼリーです。(ゼリーの上にはてるてる坊主のクッキー。かわいいでしょ。)
バナナトーストはムスメのお気に入りで、一口のまだ食べさせてもらえたことがありませんっ‼︎ メッチャ美味しそうですっっ‼︎ この記事を読んでいただいた方。私の代わりにぜひ感想をレポートしてください涙
雨の日に手紙を書いて楽しもう。誰に読んでもらえるかな?
雨の日が楽しくなる店…、ちょっと変わったコンセプトのお店ですが、どうしてこういうお店を作られたのでしょう。
アメオト舎さんのご実家は元々農林業を営んでいました。晴れの日は家族が仕事に出てしまい誰も遊んでくれません。しかし雨の日は家族全員で遊ぶことができて、すごく楽しかったそうです。そんな原体験もあって、「みんなが嫌いな雨の日をちょっと楽しく変えちゃおう」と、このようなお店ができました。
そんなアメオト舎さんには雨の日を楽しむことができる仕掛けがあります。それは手紙を書いて送ること。
アメオト舎さんの店内にはポストがあります。どこか誰かわからないけど、アメオト舎という共通の場所で繋がった誰かに手紙を送りましょう。このポストに投函した手紙は誰かが開けて読んでくれます。読んだ手紙は気に入れば持ち帰ってもいいし、また次の誰かのためにポストに戻しておくことも…。
インクのボトルキープ、レターセットもあります。お店にふらっときて、その時の気分で誰かにお手紙。ちょっと嬉しかったこと、悲しなかったこと。悩んでいること。どうでもいいことを、気分転換に書いてポストに入れてみませんか?
ここから更に面白い。アメオト舎インディゴ支店に行ってみましょう。
先ほどの章でアメオト舎さんの紹介は一度キリにして、今度はアメオト舎インディゴ支店を紹介させていただきます。お店の場所はどこにあるの?って、実はこちらの建物の2階にあるんです。
アメオト舎を一度出て、裏口から回って2階に行きます。秘密の部屋に行くみたいで面白いでしょ。ちょっと初めての人には分かりづらかもしれないのでビデオを撮りました。ムスメが撮影したので(ワタシが撮ると言って聞かなかった…涙)、若干ガタガタしてたり画面のハジの方に指が映ってたりしますが笑。ここはKOSODATE BASE。未来の映画監督を応援する…ということでお許しください。
階段を登った先にあるのがアメオト舎インディゴ支店。こちらでは雨に関する雑貨や日傘のオーダメイドの注文受付、布雑貨が販売されています。
オーダーメイドの日傘は、遠州織物や注染ぞめの生地を使ったもの。傘の柄だけでなく、柄など細かく仕様を選べます。オンリーワンな傘で出歩いたらきっと気持ちがいいですね。
少し先のプロジェクト。虹の七色の支店について
さて、アメオト舎インディゴ支店を紹介しましたが、現在準備中のプロジェクトを少し紹介します。それが虹の七色の支店。
テーマはたった一つ『心が晴れる場所』。この想いに賛同していただいたオーナー様が、浜松を中心に様々な場所に『アメオト舎◯◯支店』を作るんですって。それはカフェに限らず雑貨屋だったりお菓子屋さんだったり⁇
フランチャイズとも違うし、暖簾分けでもないし。ん〜、楽しい雨宿りができる場所が増えるってイメージかな? これからどんなお店がこれから出来るのかはお楽しみに。最新情報はページ下段にHPやSNSのリンクを貼っておくので、フォローよろしくお願いします。
フラワーアレンジメント教室もスタートします。
どうですか? このお店の中に楽しいことがいっぱい詰まっていますね。もうそろそろ出尽くしたと思いきや、アメオト舎インディゴ支店の隣の部屋で、フラワーアレンジメント教室・花雑貨のお店『Flower Ririele』さんがプレオープンしたので、こちらも紹介をさせていただきますね。
「正直言って私はお花の知識があまりなくって。部屋に綺麗な花を飾れたら素敵だなぁ〜と思うくらい。フラワーアレンジメント教室だなんてハードルが高くって高くって…尻込みしちゃう…。」取材させていただくにあたって、嘘を言っても仕方がないので本音をお伝えしました。
でも大丈夫。Flower Ririeleさんの教室は初心者でも安心して参加できる、ハードルの低い教室なんですって(逆に本格的なものを求める方にはオススメしませんとのこと)。今後はお子さんを対象にした教室も計画されているそうなので、子どもにアレンジをさせている間に、親は下のカフェでゆっくりお茶…なんてのも良いかもしれませんね〜💐
1階のアメオト舎。2階のアメオト舎インディゴ支店、フラワーアレンジメント教室のFlower Ririele、虹の七色の支店…。色々と紹介しましたが、さて、どうしましょう。アメオト舎さんは他にもまだまだ魅力があるんです…。困った…。そろそろ書くのに疲れてきた笑
ちょっと駆け足でご紹介。アメオト舎には『大人の部活』という集まりがあり、お客さんが主体となり定期的な活動をされています。『縫い物』や『書道』などできるだけ敷居を低く、ものすごいテクニックを上げようというよりは、ちょっとした自分の時間を楽しめる…そんな部活動。もし興味がありましたらアメオト舎さんに聞いてみてくださいね。
そして火曜日ご予約制のマヤ暦。マヤ暦の「ミラクル子育て講座」では、自分(親)と子どもの本質を知ることで、子どもへの接し方や育て方がわかるんだそうです。こちらは私は未体験。でも子育てにピッタリということでしたので、興味のある方、ぜひレポートをあげてください。(よかったら体験談のご連絡お待ちしています。)
更に更に、アメオト舎さんは夜はライブハウスになったりもします。有名なミュージシャンもツアーで来られたりと。昼から夜まで楽しみは尽きないですね。
ライブの写真を掲載させていただいた湯野川広美さんと森盛滋さん。そして阿部浩二さん。それぞれ動画のリンクを貼っておくのでよかったら見てみてくださいね。またアメオト舎に来ていただける際には一緒に盛り上がりましょう。
▶︎湯野川広美 美しい雨(湯野川広美 6th album「雨と虹」収録曲)
ゼェゼェ…、はぁはぁ…。後半は全速力の駆け足でお伝えしましたが、とにかく魅力に溢れたお店です。「雨の日を楽しむ」ということをきっかけに、色々な人が集まって大きな赤い傘のようなお店の中で相合傘をしているみたいですね。
記事を読んでいただき何か心に引っかかることがあったら、一度お店に遊びに行ってみてください。多面的な楽しみがあるので、心が晴れる何かがきっとあると思いますよ〜。