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子どもの優しい居場所「いもねこ」で、ブルーハーツ梶原徹也さんとタイコを作って遊んで来ました〜レポート‼︎

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ブルーハーツ梶原徹也さんと音楽で遊ぼう♫

SNSで「何か良い遊び場はないかなぁ〜」と探していたら、抜群に面白そうなイベントを発見しました。…いや面白そうじゃなくて、間違いなく面白いヤツ。『ブルーハーツ梶原徹也さんとたいこをつくろう! りずむであそぼう!』ですって‼︎

THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)。言わずと知れた日本が誇るパンクバンドです。名曲「リンダリンダ」や「TRAIN-TRAIN」などは何世代にもわたり広い層に聴きつづけられていますし、日本を飛び越し海外にも影響を与えているバンドです。

そんな伝説のバンドTHE BLUE HEARTSでドラムを叩いていた梶原徹也さん。今も精力的に音楽活動をつづけながら、子ども達とふれあいながら音楽の楽しさを伝えたり、福祉の現場で障害者と一緒に演奏したりもされています。

今回は”いもねこタウン”のプレオープン企画。いもねこさんについては後ほど説明させていただくとして、今回はこちらで梶原徹也さんと一緒にたいこを作って遊んじゃいましょう。

子供でも簡単。バケツでたいこを作っちゃおう。

たいこ作りは超簡単。この記事を読んでいただいているご家庭でも、100均で買ってきたバケツとガムテープがあれば作れるので、お子さんと一緒に工作していただければ幸いです。

バケツの穴にバッテンを描くように2本のガムテープを貼ります。そしたらまたバッテンを、またバッテンを…と繰り返し穴を塞いでいく。ただそれだけ。

ピンと張るような感じで貼っていきましょう。

もし用意できそうでしたら沢山の色のテープがあると華やかになるし、マイオンリーたいこになった気がして愛着が持てますよ。

テープは重なって分厚くなっても大丈夫。薄いとすぐに破れてしまうので、ある程度強度が出るくらいにしましょう。それなりに厚くてもいい音が鳴ります。穴が完全に塞がったら完成ですっ‼︎

カラフルなたいこが完成しました。左は私のもの、右はムスメの作品です。

たいこを使ってりずむであそぼう。

さて楽器は作って終わるものではありません。叩いて鳴らしてこそ楽器です。早速叩いてみたいのですが…その前に。スティックが他の人に当たったら危ないので間隔を充分に開けてくださいね。今回のワークショップではドラムのスティックを貸していただきましたが、ご家庭にはあまり無いと思うので、少し行儀が悪くなりますが代わりに”さいばし”を使ってみるとか…。何か他に棒状のものがあれば代用していただいたらと思います。手で叩いても楽しいですよ。

それじゃぁ乱れ打ち〜♫(ご家庭で叩かれる時は、時間帯にご注意くださいね。けっこう大きな音が鳴ります。)

いつのまにか、私のたいこがムスメに取られていました笑

たいこを叩くのに慣れてきたら、ロックのビートを梶原さんと一緒に楽しみます。今回はロックの基本のリズムの一つ。エイトビートを一緒にやってみましょう。スネアと呼ばれる小太鼓と、細かくリズムを刻むハイハットシンバル。足で踏んで叩く低音のバスドラをパートを分けてみんなで演奏します。ズッズッダッズッ♫ ズッズッダッズッ♫ みんなで一緒に叩く気持ちよさは、なかなか文章では伝わらないですね笑。

無理にリズムを刻まなくても、叩いて楽しかったらそれも正解。大きな音、小さな音、早い音、遅い音。いっぱい楽しんでください。

梶原徹也さんと一緒にセッション‼︎ たいこを叩くのって気持ちいいですよね〜

最後は皆んなでブルーハーツの曲を歌っちゃおう‼

ワークショップの最後は、梶原さんといもねこスタッフの皆さん、そしてモチロンたいこを作ったみんなでブルーハーツの曲を歌いましょう。大人も子どもも一緒になってたいこを叩き、一緒になって歌うの楽しいですね〜。

いもねこについて教えてください。

さて、今回はいもねこタウンのプレオープンイベントとの事。「ところで、いもねこってどんな場所なんですか?」いもねこグループを運営する、特定非営利活動法人ドリーム・フィールド代表の大山浩司さんにお話をお聞きしました。

いもねこグループは、浜松市芳川町にある「雑貨カフェいもねこ」、天龍川町にある「いもねこショップ」、若林町には「お菓子と絵本 ちびねこ」、そして薬師町には就労継続支援B型事業所の「工房いもねこ」があります。

芳川町にある、雑貨カフェ いもねこ
若林町にある、お菓子と絵本 ちびねこ

大山さんは元高校教員。学校という組織で教育者として働きながらも、学校教育という枠組にはまりきらない子ども達と接していくなかで、既存の学校というシステムに限界を感じ、安定した職を捨てフリースクールを始められました。しかしフリースクールは国からの支援がほとんど無く、保護者に経済的負担が多くなってしまうため、放課後等デイサービスとして福祉サービスの枠組みで利用することにより経済的な負担をカバーできるようになりました。

ドリーム・フィールド代表の大山さんと、梶原さんのツーショット

問題はまだあります。子ども達が成長し18歳になり児童福祉サービスが使えなくなったら「あとは知らない」と社会に投げ出すわけにはいきません。そこで「就労系の福祉サービスをつくる」ことになりました。それが「いもねこグループ」です。

接客が得意な方はカフェで働いたり、人と接することが苦手な方は工房でスイーツを作る。それぞれの個性に合わせて無理なく働く場所を「いもねこ」という場所で作ってこられたそうです。

かわいいねこちゃんのクッキー。プレゼントにも最適です。
ねこちゃんスイーツ。もったいなくて食べれないっ

しかし、現在工房としてお借りしている施設が老朽化してしまい、天龍川町にあるいもねこショップの建物の並びに移転することになりました。今回のイベントはこちらの工房のプレオープンイベントだったんですね。

優しい場所、いもねこタウン

いもねこショップ、工房いもねこが移転するエリアをいもねこタウンと名付け、誰にとっても優しい場所を大山さんは作ろうとしています。今回のお話を聞いている間にも、子ども達がひっきりなしにショップに遊びに来ていました。

いもねこショップにはお子さんのお小遣いで帰れる駄菓子がいっぱいっ‼︎

いもねこタウンのオープンは4月になるようです。正式オープンの際は、ぜひご家族と、友人と、恋人と。皆んなで遊びに来てくださいね〜♫

いもねこタウン完成イメージ

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