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KOSODATE BASE 浜松(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

春休みのお楽しみに。ギャラリーにお花を咲かせてコンサートを楽しもう。ツインギャラリー蔵の新しい挑戦に同行取材しました。

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新しく生まれかわるツインギャラリー蔵

浜松市入野町、雄踏街道沿い。酒屋のビッグとイタリアンレストランのハッピーバレーと同じ敷地内に、ツインギャラリー蔵という名のギャラリーがあります。元々、製茶・織物工場の倉庫として使用していた蔵を1997年にアートギャラリーとしてオープンし、その後も何度かリニューアルを重ね、2013年に現在の形になりました。

こちらは貸しギャラリーとして、主にお付き合いの長いクラフト系の作家さんが利用されていましたが、2022年に関東で暮らしていたオーナーのお孫さんの空閑さんご家族が帰省。世代が一新されたことで、今までの作家さんも大事にしつつ、新しい作家さんや若いお客さんにも来て楽しんでいただけるように日々奮闘されています。

若手アーティスト吉田勘汰さんの個展

実はライターの私、数年前にツインギャラリー蔵に展示を見に行った時、ギャラリーを運営する空閑美帆さんとお知り合いになり、ギャラリーが成長していく過程を応援していました。

「もっと多くの人にギャラリーを楽しんでもらうにはどうすればいいか」を模索した次のチャレンジとして、ツインギャラリー蔵さんが主催になり、子育て層にも楽しんでもらえるオープンな場所としてのイベントを企画されたということで、このたび密着?という言い訳で一緒に遊んできました笑

ギャラリー2階で行われたライブ

ギャラリーにお花を咲かせよう・Mikaさんとこどもじゃず

2023年3月22日㈬〜25日㈯。お子さんは春休みの真っ最中ですね。世の中の親御さんは元気なお子さんのハッスルぶりに戦々恐々とされている?のではないでしょうか。そんな親御さんに朗報です。ツインギャラリー蔵主催のイベント『ギャラリーにお花を咲かせよう』が開催されます。

こちらは、子どもたちが主役になってギャラリーを飾るイベントです。木の枝や板、廃材なども使って自由に花に見立てたオブジェを作ってみましょう。天井から床からお花や葉っぱなどをニョキニョキと生やしてみませんか?「やっちゃダメ」な事はスタッフがちゃんと言うので、それ以外は何をしてもらっても自由ですよ〜っ‼︎

26日㈰は、子どもたちが飾り立ててくれたギャラリーを使ってコンサート『Mikaさんとこどもじゃず』を行います。

大人も子どもも楽しめるPOPなジャズをテーマに演奏活動をするMikaのお二人

こちらのコンサートもお子さんが主役。プロミュージシャンのMikaがジャズを演奏しますが、お子さんは一緒に歌っても演奏しても騒いでも泣いてもオールOK‼︎畏まらずに自由に音楽を楽しんでくださいね♪(お子さんにも使える楽器も用意しておきますよ〜♪)

絵本を用意してくれるbooks cicalata
たいざわたつこさんによるパネルシアター

準備は万端にしておきますが、子どもって飽き性ですよね。「同じ場所に座り続けるなんて出来ないっ‼︎」そんなお子さんでも大丈夫。ギャラリー2階では絵本のコーナーやパネルシアターで楽しんでいただけます。ご家族みんなでリラックスしてライブをお楽しみください。

ギャラリーを飾る宝物を探しに佐鳴湖に遊びに行きました

さて、色々とイベント内容を書いてはみたものの、実はツインギャラリー蔵さんもこういった企画は初めてで、お子さんがどれほど集まるのか、実際にどういう舞台が仕上がるのか未知の部分が多く、楽しみと不安とでワクワクドキドキしています。

まずはお子さんに楽しんでもらう材料集めから始めます。「どんなものから発想の芽が産まれるだろう」既製品ではなくて子どもの心を動かすものを探しに、佐鳴湖に宝物を探しに行ってきました。メンバーはツインギャラリー蔵の空閑さんとお子さんのYちゃん。ライターの私と娘の4人です。

佐鳴湖の漕艇場あたりは河津桜が全開。ピクニックを楽しむ家族もいっぱいいらっしゃいます。そんな幸せな風景に混じって木の枝や木の実を大量に抱える不審な4人はちょっと奇妙に見えたかも? いやいや一見するとゴミに見えるコレがお宝になるんですもの。恥ずかしいなんて言ってられない。

「この木の枝いいんじゃない?」「変な木の実見つけた〜」「この石の色キレイだね〜」と言いながらテクテク散歩していると、あっという間に袋がいっぱいになってきました。

集めた宝物を確認中。これがどうなるのかな?

子育て世代に楽しんでもらえる場所を作りたい

宝物を探しながら空閑さんに「どうしてこういうイベントをやりたいと思ったんですか?」と聞いてみました。

ツインギャラリー蔵の空閑さん

空閑さんは浜松で産まれ、その後関東で暮らしていました。結婚しお子さんが産まれたのはちょうどコロナ禍になったとき。どこにも遊びに行く場所がなく、公園と家を往復する日々で「もっと子どもを連れて自由に遊べる場所が欲しい」と思っていたそうです。

元々ローカルでの生活を考えていた空閑さんが地元に帰りギャラリーを引き継いだとき、この場所をもっとオープンな場所にしていって、大人から子どもまで自由に楽しめる場を作りたいと思ったそうです。

今回の企画、『ギャラリーにお花を咲かせよう』と、『Mikaさんとこどもじゃず』は空閑さんの夢への大きな第一歩。慣れないながらも楽しい1週間になると思います。ぜひ皆さん遊びに行ってみてくださいね〜。

チラシ表面
チラシ中面

イベントは予約制です。053-447-1038(丸上産業株式会社)にご連絡をいただくか、下記のHPかSNSにDM・もしくはコメントでご連絡いただければ折り返しお返事をさせていただきます。

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