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【子連れで行ってみた!】小さな水族館ウォットの今と、ちょっとシュールな魅力【この春のイベント情報あり!】

目次

【この春休み、どう過ごす?】

もうすぐ春休み!
コロナ禍で、まだまだ遠出しづらいご時世ですが、

・近場でどこかへお出かけしたい
・自粛疲れの子どもたちのリフレッシュに!
・卒園、卒業記念の思い出作りに!

そうお考えのママにぜひおすすめしたいのが、
浜松市西区舞阪町弁天島にある「浜名湖体験学習施設 ウォット」。

過去何度かオンモプラスのコラムでも取り上げられており、
もう行ったことがある方も多いかと思います。
アットホームな雰囲気の、小さな水族館です。

わが家も、何度足を運んだことか。

皆さんご存じウォットの、
コロナ禍現在(2022年3月上旬)の様子と
完全個人的主観!知られざる(?)シュールな魅力を
この春のイベント情報を交えながら、改めてご紹介します。

渚園に隣接するウォット。広いキャンプ場と浜名湖に囲まれた、最高のロケーション!

【改めて、ウォットってどんなところ?】

浜名湖、都田川、遠州灘に生息する代表的な魚や生き物を展示している、体験型学習施設
小さな水族館のような施設です。

一般的な水族館とは違ったラインナップを楽しむことができ、
子どもたちにとっても、身近に生息する生き物に興味を持ってもらう良い機会!

イルカのような大型な生物はいませんが、
カクレクマノミなどのカラフルな海水魚や、クラゲ、タコ、カニなど、
子どもたちに人気のある生物も多く展示されています。

淡水魚から海水魚まで、さまざまな環境で暮らす生物がいっぱい!

浜松といえば、ウナギ
さまざまなウナギの展示や、販売されているウナギグッズの豊富さは、
全国を探しても、唯一無二ではないでしょうか。

外の露地池にいる「大ウナギ」は圧巻の大きさ……!
赤ちょうちんの「うなぎ」の文字に、思わず蒲焼きを連想してしまう、
そんな展示に思わず、ふふっと笑みがこぼれます。

ここは鰻屋さん!?おいしい鰻屋さんも紹介しています(笑)

館内の大水槽は、天井を覆う半トンネルのような作りとなっていて、
まるで海の中にもぐっているような体験ができます。

エイやサメなどが悠々と泳ぐ姿は圧巻!子どもたちも大喜びです。

時間を忘れて見入ってしまう、ダイナミックな大型水槽。

小さな子どもにも見やすいよう、
水槽は低めに設置されており、
あちこちに踏み台が置いてあるのが嬉しいポイント。

平日午前に訪れてみたところ、混雑した様子はなく、
静かにゆっくりと観覧することができました。
片手に数えられるほどの親子とすれ違った程度です。

【コロナ禍のウォットの今】

「みて、さわって、楽しむ。小さな水族館」というコンセプト通り、
ウォットの魅力は「体験型」であること。

エサやり体験バックヤードツアーなど、
さまざまなイベントが毎月開催されています。(※要予約)

ただ残念なことに、

・水がこぼれない不思議な水槽「ふれあい水槽」は、機器故障により展示休止中
・大水槽で毎日曜祝日に行われている水中TVトーキングは中止
・二階のパソコン学習コーナーは、感染症対策で利用制限中

(※2022年3月上旬現在。再開情報はホームページにて随時ご確認ください。)

普段通りの展示ができないのが現状のようです。

ただ!ウォットのすごいところは、
これら人気常設展示に劣らない、
ちょっと変わった魅力がたくさんあること!

完全主観ですが、その魅力をご紹介します。

【コピーライター目線!思わずにやける、ことばのユーモア】

私は普段、コピーライターの仕事(キャッチコピーなどを考える仕事)をしているのですが、
ウォットで注目しているのはまさに、キャッチコピーなどの「ことば」

「イルカ?…おらん。」
「期待はウナギらないに。」

ポスターやホームページにて使われているコピーのユーモアの破壊力!
「ただのダジャレじゃん!」と言われれば、そう、その通りです!(笑)

ただ、こんな思い切ったコピーを使えるのって、
全国の水族館を探しても、ここだけだと思うのです。

思わずニヤッとしてしまうような展示や自虐的なコピーが、
シュールでもあり、魅力的。私は、好きです。(笑)

また、館内に貼り出されているさまざまな掲示物は、
すべて遠州弁というユーモア。浜松らしさあふれる表現が面白いです!

展示に添えられたことばを見て回る、
これがウォットの「裏」楽しみ方!

ウォットが浜松人にとって、
身近に感じられる・寄り添ってくれる水族館である秘密は、
ここにあるのかもしれません。

オオウナギがどのぐらいの大きさかは、実際に外の展示で確かめてみてくださいね!

【飼育員さんたちの手作り感がたまらない!】

飼育員さん一人一人の手で運営されている」その手作り感も、
小さな水族館ウォットならではの魅力のひとつです。

飼育員さんお手製の展示水槽や、
飼育員さん手描きの生き物紹介が水槽に掲示されているなど、
手作り感あるアットホームな展示が館内にあふれています。

ウォット飼育員さんが作ったオリジナルグッズ
お土産・売店コーナーにて販売することもあるそう。

館内通路に掲示されている飼育員あるあるもまた面白い!

その飼育員さんたちが運営されている、
ウォット公式Youtubeチャンネルウォットチャンネル」では、
魚たちの水中での様子をとらえた貴重なVR動画や、
飼育員さん自らが水槽を手作りしている動画などがリストに並ぶなか、

飼育員がうなぎ三種を食べ比べる動画や、
「うな丼ができるまで」を追った動画、
「飼育員が浜名湖の外道な魚食べてみた」動画など、

「え!食べちゃうの!?」と思わず突っ込みを入れたくなるような、
シュールなものもアップされているのが、これまた面白い!

子どもと見るもよし、
酒の肴にするもよし(笑)、
自宅にいながらウォットを楽しむことができ、おすすめです。

なんとこの水槽も、飼育員さんの手作り!製作過程をYoutubeで見ることができます。

【オリジナルぬりえの無料ダウンロードも!】

館内には、無料で持ち帰ることのできるぬりえが置いてあり、
コンテストも開催されたとのこと。(シアタールームに受賞作品展示中!)
さまざまなパターンがあり、ほんわかしたタッチのイラストが可愛いです。

ホームページから無料ダウンロードができるため、
さかな好きのお子さまと、おうち時間を楽しむこともできます。

【来週から、春のイベントも開催!】

春の企画展として、
『やわらかいいきもの展 ~やわらかさかな塾~』
2022年3月15日から5月15日まで開催されるそう。
タコやウミウシ、アカエイなど、やわらかな生物を集めた特別展示です。

春休みのお出かけに、ぜひいかがでしょうか?

「浜名湖をおもしろまじめに科学する」
まさにそのことばのとおり、

子どもたちが「おもしろまじめに」
水の中の生き物と触れ合い、興味を持ってくれる、
素敵な機会になりますよ。

個人的に、ウォット、すごく応援したいです。(笑)
がんばれ!コロナに負けるな!ウォット!

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浜名湖体験学習施設 ウォット
浜松市西区舞阪町弁天島5005-3
Tel.053-592-2880
開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月30日から1月1日)
※GW・夏休み期間は毎日営業
入館料 大人:320円 高校生以下:無料
駐車場 浜松市営渚園駐車場(1日400円)
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