マクドナルド 257小豆餅店が10月30日(土)にリニューアルオープン
ファーストフード店の代表格と言えば、ハンバーガーを世界中に普及させたマクドナルドです。
誰もが知ると言っても過言ではない有名店ではないでしょうか。
ハンバーガーにポテトフライ、チキンナゲットをはじめとした定番メニューの他、時代に沿った新メニューも続々と開発しています。
日本マクドナルド株式会社は、今年7月20日に、日本第1号店のオープンから50周年を迎えました。
そんな中、10月30日(土)浜松市中区にある、マクドナルド 257小豆餅店がリニューアルオープンしました。
新たな店舗では客席の内装が新しくなり、大きな窓から差し込む陽の光が暖かい席でゆっくりとお食事をしながらくつろげる空間です。
ドライブスルーでは混雑時にもスムーズに対応できるように2台制を導入し、メニューボードがデジタルに変更されました。
駐車場も広く、ますますお客様にとって快適に過ごしていただけるようにリニューアルしています。
待望のリニューアルオープン!
一人ひとりが尊重される働き方
全国に展開するマクドナルドの店舗では、国籍・年齢・性別・性格や価値観等、さまざまな違いを持った人たちが働いています。
その中には障害を持ったクルーもおり、マクドナルドではチャレンジクルーと呼んでいます。
マクドナルドでは障害のある、なしに関わらず、さまざまな違いを超えて一人ひとりが尊重され、多様な個性と能力が発揮できる組織づくり、職場環境の提供に努めています。
チャレンジクルーを迎え入れ、チームの一員としてともに働く喜びを分かち合うことは、
決して特別なことではなく、現在でも多くの店舗でチャレンジクルーが活躍しています。
マクドナルドは、「人が企業の成長をつくり、企業を支えるのは人そのものである」という考えのもと、すべての人の成長を価値あるものとして大切にし、全力でサポートしています。
浜松特別支援学校卒業生のチャレンジクルーが自分達の働く姿を在校生に披露
大切なことは「笑顔」と「挨拶」
マクドナルドのフランチャイジーである株式会社フロム東海では、10年以上にわたり特別支援学校との連携を行い、 職場体験の受入れから多くのチャレンジクルーを雇用し、スタッフとして活躍してもらっています。
マクドナルド 257小豆餅店のリニューアルオープンに伴い、内覧会および浜松特別支援学校城北分校の生徒18名と教職員7名を招きし、職場見学会が行われました。
浜松特別支援学校の卒業生で各店舗で活躍する6名のチャレンジクルーやチャレンジクルーを実際に雇用する店舗の店長も集まり、支援学校に在籍する生徒へ企業見学および企業の中で活躍する卒業生の様子に触れる機会を提供し、社会で共生を目指す生徒にとっての貴重な学びの場となりました。
パネルディスカッションでは「一番大変な仕事は?」「接客時に大切にしていることは?」「自分は製造業しか考えられないけれど、なぜ飲食業・サービス業を選んだの?」など自分が不安なことや疑問に思うことを積極的にチャレンジクルーや店長に聞き、熱心にメモを取っていました。
「自分で作った商品をお客様に食べてもらえるのが嬉しいです」「お客様だけでなく職場の仲間にも笑顔を大切にしています」「物を覚えるのが苦手なのでメモを取り忘れると大変だけど助けてもらっています」「小さなお子様が手を振ってくれるのが嬉しい」とチャレンジクルー達も自分の経験を後輩へと伝えていました。
チャレンジクルーの中には勤続13年になる方や、全国のクルーがそのスキルを競う年に一度開催される技能コンテストで上位に入った方、クルーを指導する立場のトレーナーになった方などもおり、在校生は驚きの表情や憧れの目で真剣に話を聞いていました。
緊張しながらも自分達が学んだこと、働き甲斐を発表
障害や特性も十人十色 その人に合った働き方
マクドナルドでは、誰にとっても働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
職場となる店舗には、一人ひとりが着実にステップアップしていくためのトレーニングシステムがあります。
iPadで個々に用意された自分のアカウントで、ハンバーガーの包装紙を選ぶ時間を競うゲームや、注文の音声を聞いてレジ打ちを体験するゲームなどをゲーム感覚で商品の作り方を覚える教材もあり、チャレンジクルーにとっても楽しくわかりやすく業務を学習でき、 早い成長の助けとなっています。
仕事にはマニュアルがあり、商品の作り方は文章ではなく絵や動画で説明し、国籍や年齢・障害の有無に関係なく誰が見てもわかるようにユニバールデザインを採用しオリエンテーションや人材育成の教材にも用いられています。
また、マクドナルドには、すべての従業員が仲間であり、お互いに教えあい励ましあうことで、トレーニングの成功につなげよう!という考え方があります。
一緒に働く仲間がその人の状況や理解度に合わせて1つずつ、確実に仕事ができるよう、サポートします。
また、店舗には、原材料の管理・調理・接客・清掃等さまざまな業務があるので、
一人ひとりの適性を見ながら、その人に合った仕事から覚えてもらうことができます。
マクドナルドでは、障害があるから、と用意された仕事をするのではなく、全ての人がする仕事をするのです。
そのため、スキル習熟度によって昇進したり、技能コンテストに参加したりと、やる気があれば健常者と分け隔てなくチャレンジする機会があります。
事前に録画したマクドナルドの厨房を説明
誰にとっても生きやすい社会
マクドナルドはチャレンジクルーに仕事を「与える」のではなく、信頼して仕事を「お願い」し、また、チャレンジクルーは自分に難しい仕事であれば、他のスタッフにサポートを「お願い」しています。
障害の有無にかかわらず、違いを認め、頼り合って働いているのです。
そのため、チャレンジクルーの存在は決して特別なものではなく、お互いに支え合う仲間です。
小さなお子様から高齢の方まで、どのようなお客様にも楽しんでいただけるサービスを提供しさらに、組織には多様な従業員を受け入れています。
このような多様性を尊重する「働き方」は、これからの社会のスタンダードになりそうです。
お客様にも仲間にもビッグスマイル!