浜松地域の子育てママ向けスマホメディア「オンモプラス」が2022年12月にリニューアル。
KOSODATE BASE 浜松(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

はままつ森のようちえん「森の子どもたち」は森が子どもたちの遊び場!大自然とともに大きくなろう!

目次

森のこどもたちの説明会に行ってきました

坂を下ったら

そこは森のようちえんでした。

みなさんは、

浜松に森のようちえんが存在していることは

ご存知ですか?

実は2020年4月より、

開園したばかりの「森のこどもたち」

という幼稚園があるんです。

森のようちえんは、

今世界中で注目されている幼稚園で、

日本にも広まり始めています。

そもそも森のようちえんとは、

デンマークの一人のお母さんが、

森の中で、自分の子どもとお隣の子どもを

育てたことから始まったと言われています。

『森のようちえん』とは、

一つの子育ての考え方で、

子どもたちが自然の中で

主体的に過ごすことを通して、

子ども自ら育つプロセスを大切にしています。

子どもたちは自然の力を借りながら、

一人ひとりの個性を発揮し、

のびのびと過ごしています。

​そうすることで

豊かな感性や感覚が生まれます。

自然の中での子育てに共感する人たちで

「森のようちえん」の活動が、

今世界中で広まっています。

​そして・・・日本でも。

日本ならではの特徴を持ちながら、

日本全国に広がりを見せています。

​NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟 

”自然の中で育む”子育て より

そんな森のようちえん、

「はままつ森のようちえん森のこどもたち」

所在地

〒431-3425

​静岡県浜松市天竜区青谷1402-2

TEL

090-8050-4746(園携帯)代表 林 桃

Facebookで毎日のように拝見していて、

ずっと気になっていた幼稚園でした。

自分の子が調度来年度年少さんの年齢なので、

説明会が開催されるということで

ワクワクしながら申し込みました。

1日の体験ですが、

園の様子をお伝えします。

フィールドは自然の中、毎日自然で活動するこどもたち

森のようちえんは全国にありますが、

形態はその園それぞれで、

特色があります。

園舎を全く持たないようちえんもあれば、

平日ではなく週末のみ開催される所も

あるようです。

対象年齢も様々です。

はままつ森のようちえん

森のこどもたちは、

月曜日~金曜日

9:00~14:00

3歳児~5歳児

を対象としたようちえんです。

いただいたパンフレットによると・・・

森の中のゆったりとした時間の中で

季節を感じながら過ごし、

様々な『いのち』に触れ

色々な不思議に出会います。

​身も心も解放されて思い思いの遊びを楽しむ、

幼児期の自然体験を大切にした

手作りの小さなようちえんです。

こどもたちが、

子ども本来の姿・自然な姿でいられるように

興味のあることに

じっくり時間をかけて向き合えるように

こどもたちが自然とたくさんの

つながりを持てるように

​大人はこどもたちの心にそっと寄り添います。

と書かれていて、

森の中にある園を起点として自然の中で

こどもたちが

興味を抱くことに向き合ってくれます。

森のこどもたちの施設内を案内してもらうと、

こどもたちが、

育てている農作物が印象的でした。

とにかく見渡す限り自然界・・・

色んな場所に

こどもたちの軌跡をみることができます。

大きな紫陽花とその横はバナナの木!!

そしてその前に広がる畑

自分たちで育てている農作物

我が家の娘が大好きなプチトマトも。

トウモロコシも実っていました。

他にも、ナス、かぼちゃ、サニーレタスも・・・。

野菜たちは、

収穫をするとその場で

みんなで食べるんだそうです。

サニーレタスはなんかは

こどもたちはそのままペロッと

食べてしまったそうです。

自分の手で作って、

収穫した野菜は格別ですよね。

他にも、

浅漬けにしたり、

梅ジュースを作ったり、

おだんごや、

カレー作りも行っていて。

自然に食育が実践されていて、

食べ物への感謝や尊さが養われそうですよね。

こどもたちに

火や包丁を使用させて料理にも挑戦しています。

ご飯もカレーも、

外にあるかまどで炊きます。

これが本当においしく炊けるそうで、

食べてみたい~。

食べ物のありがたみや、

作ることへの興味を

持ってくれるのも嬉しいですよね。

4月の入園式では、

記念に植樹が行われ、

ブルーベリーとドングリを植えたそうです。

こどもたちと一緒に成長していくって、

素敵ですよね。

田んぼ作りも自分たちで行ったそうで、

こどもたちが泥だらけになりながら

耕して作った田んぼ。

そこに、

苗がキレイに植えられていました。

きっと秋には、

おいしいお米になりますね。

川遊びにこどもたちは夢中

園内には、

キレイな小川が流れています。

その川に降りて川遊び♪

実は・・・

この日、我が家のイヤイヤ期真っ只中の娘は、

園についてから不機嫌が勃発していて、

朝のお集まりも、

絵本も、

園内探索も、

「どうしたの?」と思うほど、

ごねていたんです。

最終的には、

自分で歩くことも拒否して抱っこをしないと

動かなくなる始末・・・。

今日はきっと何やらせても無理だな・・・。

と親たちが諦めていたとき。

川遊びの時間がやってきました。

自ら川の方へ進んでいく彼女。

急にやる気スイッチが入ったようで、

何の躊躇もなく

人生初の川遊びに挑む娘の姿を見て、

自然の偉大さに感激しました。

川の中には、

カエルやカニ、虫などがいて、

水の流れで足は取られ、

足場は岩だらけで歩きづらいです。

大人でもなかなか大変なもの。

こどもの力ってすごいですよね。

恐れることなく、

むしろ一緒に川に降りた父親の手を

グイグイ引っ張っていきます。

(下の写真参照)

かなり前のめりで、

服が濡れることも気にせず、

意欲的にわんぱくに川遊びする彼女を見るのが

喜ばしい時間になりました。

在園している4歳の園児さんが、

カエルを捕ってくれて、

娘のカゴに入れてくれました。

それを怖がることなく、

興味深々に見ておりました。

進化中のフィールド

まだ、園児が入園して

3カ月の森のこどもたち。

フィールドはまだまだ進化中です。

こどもたちと一緒に整備をしたり、

先生たちが一生懸命草むしりをしたり、

橋も手作りで作っている。

手作りの小さなようちえん。

でも、フィールドはかなり広いんです。

これから、

魅力がどんどん増えていくな…と

楽しみで仕方ありません。

説明会での簡単な詳細をまとめてみました

◎園舎

基本的に活動は野外。

雨の日もカッパを着てお散歩したり、

雨の音を聞いたり・・・。

でも、園舎はあります。

天候次第で屋根のある場所や室内で過ごします。

◎バス通園

バス通園も可能です。

浜北駅・サンストリート浜北あたりまで

バスが来てくれるそうです。

今後、

園児の状況をみて変更することもあるそうです。

◎保育料

入園料 100,000円

月40,000円

認可外保育施設のため、

新2号認定を受ければ無償化対象となり、

37,000円の無償化上限となります。

◎昼食

毎日お弁当

たまに、

野菜をいただいたり、

採れたりで、

自分たちで作る日もあるそうです。

前日までに連絡がくるそうです。

◎服装

長靴・サンダルは必須です。

また、

虫さされ対策で夏でも長袖を推奨しています。

見ていると、

だいたい長靴で過ごしているような気がします。

◎1日の流れ

9:00 登園

   朝のお集まり

   ・絵本や歌

   午前の活動

   ・子どもたちに何がしたいかを聞いて

    その日の活動内容を決める

  

   昼食

   ・食べたくなったら、

    食べたい場所でお弁当を食べます。

   ・時間は特に決まっていない

   午後の活動

   帰りのお集まり

14:00 降園

◎休み 

土日祝日

夏季・冬季・春季に長期休みあり

◎定員

各年齢7名

◎保育者

こども6名に対し職員1人

◎クラス分け

クラス分けせずに基本的に異年齢保育

※ただし、

年齢によってできることが異なる場合は、

臨機応変に対応する。

幼稚園に何を求めるか

数多くある幼稚園の中から、

自分の子どもが通う園を選ぶのは

なかなか難しいことです。

周りの評判や、

施設の充実度など、

参考にすることは多々あります。

しかし、

一番初めに保護者として

ひとつ決めておかなければいけないことは、

幼稚園に何を求めるのかということだと思います。

ご家庭によってその考えは様々で、

どれも間違えではありません。

正解も何なのか定かではありません。

ただ、自分のこどものことを思って決めたのなら、

それが親のエゴであっても

いいのかなと思います。

自分の意志で進路を決められない年齢の

こどもたちですので、

親が決めるのは当たり前、

エゴなのも仕方がないことです。

重要視するのは、

勉強なのか、

躾けなのか、

運動なのか、

特殊能力なのか、

教育思想なのか、

習い事なのか、

家からの近さなのか、

同じ小学校に通う友だちが多い所なのか、

みなさんが大事にしたいのは何ですか?

私事なのですが、

自分の仕事の都合ばかり優先してしまい、

こどものことをしっかり考えないで

現在こども園に通わせていただいています。

今の園に不満があるわけでは決してないのですが、

自分が働かなくてはいけないから・・・

と見学にも行かずに空きが出た園に

何も考えずに通わせていることに

申し訳ないなという思いは常にあります。

その償いではないですが、

来年度から幼稚園の年齢になるので、

こどものことを第一に考えた

園選びをしたいと思っています。

私の人生も一度きりですが、

娘の人生だって同じ。

仕事から離れていると

自分の能力の低下や、

世間から取り残されてしまうのではないかという

焦りがありましたが、

仕事=人生

より

娘=人生

で当分過ごすのも幸せかなって

最近思うようになりました。

いつか、

仕事に完全復帰したいのであれば、

自分で努力すればいいのです。

もちろん、

生きていくためにはお金は必要で、

働く必要があります。

ただ、

こどもに合わせて働くという選択肢を

今まで考えてきませんでした。

自分の仕事に合わせて子どもの園を…

という考えは捨てて、

どんな子に育ってほしいか、

どんな体験をしてほしいか。

こどもと向き合っていきたいなと思います。

決して園を、

仕事の間こどもを預かってもらうためだけの

施設として考えないようにしたいです。

あくまで、

私個人の考えですが・・・。

そんなこんなで我が家の幼稚園探しが始まりました。

私が自分の子どもに求めるのは、

その日、園であったことを

嬉しそうに自慢げに

顔を輝かせて毎日話してくれる毎日を

送って欲しいと思っています。

それが、私と旦那さんの幸せ、

日々の活力につながるからです♪

森のこどもたちは、

我が家からは遠くて

通うことには現在難ありですが、

私にはとっても魅力的で

無理してでも通わせたいと思える幼稚園でした。

活動中のこどもたちの楽しそうな顔に

そう思わずにはいられなくなります。

最後に、

在園児童の男の子が

お花を摘んでくれました。

「女の子にはお花を飾るんだよ」

と、愛想のない娘の頭に

笑顔で花を飾ってくれました。

こんな素敵なプレゼントが

サッと自然にできてしまうなんて

キュンキュンです。

次回の説明会の予定日は、

【日時】

2020年7月11日(土) 

9:30~12:00(受付9:00から)

【申し込み】

下記申し込みフォームに必要事項をご記入ください。

説明会申し込み

Links

目次