遠州産素材を使ったバッグや小物「Teatrino（テアトリーノ）」～働くお母さんの姿

2023 1/11

2019年5月19日更新日 2023年1月11日

アパレルのお仕事を17年続けられていた経験を元に、バッグや小物の製作販売をされているテアトリーノさん。

企画から販売まで全体をとりまとめているのは、小学2年生、年長、年少少（2歳）の3人のお子さんがいらっしゃるmiyukiさんです。

こだわりの遠州産素材

地元、遠州産の素材にもこだわってものづくりをされています。
バッグに使われている厚手の生地も遠州織物と知って驚きました！

遠州織物って、本当にたくさんの種類があるんですね～。
それぞれの織屋さんで得意なものを作られているため、様々な生地があるのだそうです。

ここ浜松でものづくりをしていると、遠州織物の良さに気がつかれる方が多いのかもしれません。
（以前にもご紹介した、ぬくもり工房さんやシロツメクサさんも、もっとたくさんの方に知ってもらいたいと仰っていました）

テアトリーノさんのバッグの使いやすさや丈夫さは、私が太鼓判を押します！！
実は、ここ数年ずっとテアトリーノさんのトートバッグを使っていて、もう手放すことができません！

特に配色が絶妙なんです～。どれも使うと心が浮き立つようなトキメキカラー♪
出会いは一期一会なので、この子だ！と思ったら、ぜひ持って帰ってあげてください。

昨年から革製品も作られ始めたテアトリーノさん。

原材料は増えすぎて処分されている天竜の鹿を使っているそうです。
天竜に鹿がいるなんて知りませんでした。

天然の鹿なのでキズもありますが、それもひとつの味。
（キレイな鹿革はほとんどが養殖だそうです）
それに、革は経年変化があり、使うほどに馴染んでいきます。
「製品として生まれ変わって、持ち主とともに成長してもらえたら…」、そんな想いも届けています。

初めてお会いしたときから、いつもオシャレで素敵なmiyukiさん。

ですが、miyukiさんも家に帰れば普通のお母さんだと言っていました。
朝はバタバタ、子どもにはいつも怒ってしまう……
同じように子育てに悩みながら働くお母さんでした。

お店に立つ姿がキラキラして眩しく感じたこともありましたけれど、華やかに見える部分って本当に表面的なものなのだと、あらためて思いました。

今回じっくりお話を聞かせていただいて、miyukiさんに一気に親しみが湧きました！！
ちょっと立ち寄って気楽に世間話をしてもらえる、「八百屋のおばちゃん」になりたいと仰られていたからです！

（miyukiさんのイメージを壊しちゃってます…？大丈夫かな。笑）

「繋がる」をコンセプトに、テアトリーノさんが主催されているイベント【connect/コネクト】。
レギュラーメンバーの他に、毎回新しい出店者さんがいて好評いただいています。

次回は、5月21日（火）10：30～15：00 会場：サーラプラザ佐鳴台店
instagram https://www.instagram.com/connect20180621/

テーマは「Life of green/新緑のある暮らし」
ゲストは、パン屋さん2店舗です。

「小さなパン屋bitte(ビッテ)」
お子さまに人気のパンをお持ちします。数量限定！

「やま市パン商店」
イベント限定ポークカツサンド。
こちらも数量限定です。

これは楽しみですね～！
平日開催なので、ゆっくりと見て回れます。
キッズスペースや授乳室もあるので、小さなお子さんがいる方もお気軽に足を運んでください。

イベントに行ってお店を見て回ると、「買わないと申し訳ないな…」と思ってしまうことありませんか？
むしろ、お話に来てくださる方が多いんですよ、とmiyukiさんは仰っていました。
お店の人とおしゃべりを楽しみながら、もし商品が気に入ったら手にとって見ていただければ大丈夫ですよ～。

子育てと働くことの両立は、みんなぶつかる悩みだと思います。
miyukiさんも壁にぶつかったとき、一度立ち止まってみるそうです。
「あれもしたい、これもしたい、だけど今は何が大切なのか」考える機会を与えてもらっていると思うそうです。

お母さんたちが、働くことで子どもに罪悪感を感じないでほしい……

使う人が笑顔になれる商品を考えるのが好き、と言うmiyukiさんは、
お子さんたちに見せたい！と思うほど素敵なお顔をされていました。

やっぱりママが笑っているのが一番…！

お母さんたちが笑顔でいられる選択をしてほしい。
miyukiさんのお話を聞いて、働くお母さんの応援をしてもらった気持ちになりました。