浜松地域の子育てママ向けスマホメディア「オンモプラス」が2022年12月にリニューアル。
KOSODATE BASE 浜松(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

「遠州綿紬 ぬくもり工房」さんに行ってきました!

目次

きらりタウン浜北にある「遠州綿紬 ぬくもり工房」さん

2013年にオープンされたお店は、ふんだんに木が使われていてぬくもりを感じる店内です。

お店に入って、右側一面の棚にはハンカチやコースター、エコバックなどの雑貨が並んでいます。
印象的で目を引くのは、色とりどりの縞柄。ひとつひとつ置かれている様子にもストーリーを感じます。

伝統織物、遠州綿紬(えんしゅうめんつむぎ)

遠州綿紬ってご存知でしたか?
繊維業界では品質が高いことでも有名ですが、一般の方にはまだまだ知られていなかったりします。

ぬくもり工房さんで扱っている遠州綿紬は、全て浜松で作られているんです!
浜松は、綿花の産地。江戸時代から農家の方の冬の仕事として機織りが始まり、
今に受け継がれています(現在、綿花は浜松で栽培されていません)。
そして、一台の織機で一日に織れるのは40m程だけ!

遠州綿紬は、とても希少なものなんです。

遠州綿紬は、今現在の浜松につながっている。

豊かな川の水と温暖な気候により、綿だけでなく採れる良質な木が織機の材料になりました。
(ぬくもり工房さんのお店に使われている木も天竜杉なんですよ♪)
織物産業が盛んになり、トヨタ自動車やスズキが織機メーカーとして創業したという歴史があるんです。
そうなんです、今のものづくり浜松に全てつながっているんです。
遠州綿紬がルーツだったなんて、知らなかったですよね~!

生地の販売もされています♪

子供たちにも伝えたい。遠州綿紬

浜松には、こんな素晴らしいものがあるんだと子供に伝えたい、と思いました。
将来、浜松を離れてしまうかもしれない子供たちですが、故郷となるこのまちが
全国に、世界に、誇れるものがあるまちだと知っておいてもらいたい。そう思っています。
是非お子さんにも、遠州綿紬を見て、触れて、その歴史を話してみてください。

※遠鉄百貨店(新館5階)でも展示販売されています。

遠州綿紬を身近に、オリジナルブランド〈つむぐ〉

3代目になられる社長の大高さんは、遠州綿紬をもっとたくさんの方に知ってもらいたいと、一般の方向けに日常使いのできるアイテムを作り、販売を始められました。

ぬくもり工房さんの2階には、靴をぬいで上がります。
そのとき履かせていただくのが、〈つむぐ〉のスリッパ。
足を優しく包み込んでくれて、ほどよいフィット感が気持ち良いです♪

2階のギャラリーは、期間限定で作品を展示。

まだ知られていない地元の作家さんをご紹介したいとのことで、2階はギャラリーになっています。
展示の他に、ワークショップが開かれることもあり、人と人をつなぐひらかれた場所にされたいと大高さんはお考えだそうです。

現在、展示されている作家さんは、
・mark/かぼちゃパンツ、パッチマフラー(http://maku.strikingly.com/
・ことゆく社/新しいランドセル「ことゆくラック」(https://www.cotoyukuraccu.jp/) 
・テアトリーノ/トートバッグなど(https://www.teatrino-mode.com/
・つまみ細工あんみつ/髪飾り、アクセサリーなど(http://une3wakazari.hamazo.tv/

3月いっぱいまでの展示だそうです。
普段お店を持たない方ばかりなので、この機会に是非ご覧になってみてください~。

展示作品が変わる度に通うのも楽しそうですね♪

子供も参加できるワークショップ。

今年からワークショップにも力を入れられているそうです。
コースター作りや棉くりは、小さなお子さんにもできて常時受け付けています♪

3/17(日)には、「つみきづくりワークショップ」も! 
午前10:00~11:30/午後14:00~15:30 (参加費、1組1,000円)
面取りをするだけなので簡単で、つみき16個もお持ち帰りできるそうです。
お子さんと一緒に是非ご参加ください♪
ご予約は、0120-307-103(入政建築)
WEBからも受付中です。http://www.irimasa.net/

遠州綿紬の布と、天竜杉の木、そして人のぬくもりを感じに、
「遠州綿紬 ぬくもり工房」さんに行ってみてはいかがでしょう。

基本情報

遠州綿紬 ぬくもり工房
https://nukumorikoubou.com/
静岡県浜松市浜北区染地台 3-12-25
TEL 053-545-6391 / FAX 053-545-6493
営業時間  10:00-18:00
定休日 水曜日
(駐車場有り)

目次