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味噌は自宅でも作れます♪

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手作り味噌のいいところ❤

うちはお寿司居酒屋なので、味噌汁は毎日作ります。
味噌は本当に味がそれぞれ。たった一杯の味噌汁で、お店の全体が良く見えるか悪く見えるか。 てちょっと大げさですが。

でも、 「そこがミソよ」って、重要なところに「ミソ」って言うくらいだから、やっぱり味噌は美味しくないとね!
年末年始から今頃の時季には、いろんなイベントで味噌作りを開催されていますね。
でもでも、わざわざイベントに行く時間も自由もない!っていう子育てしてるママに。 家族に美味しい味噌汁を食べさせたいママにオススメします♪

実は、味噌は自宅でも作れるんです。
しかも、そーんなに難しくないんです。

意外とスーパーやファーマーズマーケットに売ってる「米麹」と「大豆」

私の好きな麹店がありまして、浜松市中区肴町の「林麹製造所」。
創業120年以上の麹製造所さんは、佇まいがとっても素敵です。
趣があって、お店自体も静かな空気が流れています。 お店の方も優しくて癒やされます。

売ってるものも、自然派健康食品好きな私には非常に見応えありまして、あれもこれも欲しくなっちゃう♪
いやしかし、今回は大豆と米麹を。塩は家にあるものを使います。 (浜松市には麹店が六件ありますので、お近くの麹店をおすすめします)

そう、材料は3つだけ! 難しいことなんて全然ないんです。
最近では、スーパーやファーマーズマーケットにも、米麹、大豆が販売されていますね。
とっても身近な発酵食品なんです!

2日かかります!気合い入れて下さい!!

1年間分の味噌作りにかかる時間は個人差があるとは思いますが、大体余裕をもって2日を目安にしていただきたいです。

☆支度する物
・瓶か樽かタッパー
・大鍋
・大ボウルまたはタライ3つ
・木べら
・お玉
・布巾
・フードプロセッサー(なくてもOK)
・味噌、漬け物用ビニール袋(スーパーやホームセンターに売ってます)
・大豆
・米麹
・塩
・水
・度数(50度程度)の高いアルコール(塩で代用可能)と霧吹き
大豆:麹:塩は1:1:0.5が基本です。慣れてきたらご自分のレシピに挑戦してみてください♪

◇さっそくチャレンジ!
①夜、寝る前に、支度した乾燥大豆をよく洗います。
②分量の三倍のお水に浸して、一晩おいてください。
③次の日の朝、大豆がめちゃめちゃ増えてることにビックリします。そしたら、水を遠慮なく足します。ヒタヒタになるまで。
④ガス台に乗せ、強火にします。
⑤泡がすごい出ますが、それは灰汁なのでお玉で取りながら、中火にします。 (灰汁を取りながら、木べらで底が焦げないように時々混ぜます。) この辺が時間がかかる重要ポイントです。ここは、完全に独り作業。出来ればお子さんが寝てる時がいいかもしれませんね。 小指と親指で大豆をつまみ、柔らかくて潰せるようになったら火を止めます。 粗熱を取ります。(自然冷却→放置状態) もちろん圧力鍋でもできます!

ここから親子イベント!

⑥ボウルに米麹を全部と、一握り残して塩を全部入れます。米麹と塩をまんべんなく手で混ぜ合わせます。
☆このときに麹菌のおかげで手がすべすべになっているのに驚くと思います。顔に塗りたくなること間違いないです♪
⑦違うボウルにザルを入れ、茹で大豆の水を切ります。水はゆくゆく使うので取っておきます。
⑧ザルで水を切った茹で大豆を、フードプロセッサーでペースト状にします。 フードプロセッサーがない場合、タライに開け、 大きなビニール袋を上にかぶせ、踏み踏みします。その場行進!1、2、1、2!! タライの中で子どもたちに踏んでもらうのも楽しくていいかも♪ しっかり粒がなくなったら、先ほどの⑥を入れ、混ぜ混ぜします!混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜー!! よーく混ぜ合わせて下さい!
⑨支度してある瓶か樽かタッパーに、ビニール袋をセッティングします。 (ビニール袋がなくても大丈夫です。)雑菌の繁殖防止にアルコールを噴霧すると安心です。 
⑩泥団子みたいに、丸くして、漬け樽に投げ入れます。→空気を抜く感じで! ここも、子どもたちに投げ入れてもらうのも楽しくなります!思いっきり投げ入れます! (空気が入ると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます)
⑪全てを投げ入れたら、げんこつでさらに空気を抜き、表面を平らにし塩(またはアルコール)をまんべんなく振りかけます。→カビ防止。
⑫蓋をし、冷暗所に置きます。

お疲れ様でした!!

これで、早ければ秋から冬には出来上がってます。

暑い夏に発行が進み、9月ごろには綺麗な色の味噌になっています♪
白めの味噌がお好きな方は8月くらい、赤くしっかりした味が好きな方は10月から翌年に使い始めるのがオススメです。

最初のうちは気になって発酵中に蓋をあけたくなりますが、慣れていない方は完全放置をオススメします。
発酵中に白いカビのようなモノが表面にあるときがありますが、「産膜酵母」という酵母の仲間で体に害はありません。使い始めるときにだけ表面をすくって取り除いてください。

昔から日本人に馴染みのある味噌。
発酵や麹はとても奥が深く、知っていくほど発酵食品が好きになると思います。
添加物を使わない安心で美味しい「手前味噌」。味噌が仕込めるのは雑菌が繁殖しにくい1月~4月が作りやすいので、ぜひチャレンジしてみてください♪

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