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『アートたけし展』後のランチにいかがですか?

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浜松市美術館から徒歩3分。フレンチプレスコーヒーの専門店「IGUZIONE cafe」。カレーも絶品。そして子どもと一緒にJazzをきいてきましたよ♪

6/17(土)から浜松美術館ではじまった『アートたけし展』、にぎわっているみたいですね。

普段、美術館にはあまり縁のない私ですが、こちらの作品展、とても気になっています。

子どもと一緒に見ても楽しめそうな内容ですが、

夏休みに入る前に、「まずは大人だけで(もしくは一人で)ゆっくり見に行きたいな~」なんて思っているママも多いはず?

今日は、美術館帰りに立ち寄って、作品の感想を語り合うのにぴったりな“大人な雰囲気いっぱい”のカフェをご紹介します!

でも、ただのおしゃれな大人カフェではないんですよ~
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中区高町にある「IGUZIONE cafe」。
こちら、「イグツィオーネ カフェ」と読みます。

店内に入ると、オーナーさんの愛車のビンテージカーがお出迎え。
右手には、遠州綿を使ったIGUZIONEオリジナルのシャツが展示・販売され、
左手には、シックな雰囲気のカフェスペースが広がります。

顔の見えるコーヒー豆?!厳選した「シングルオリジンコーヒー」をフレンチプレスで。

こちらのお店、コーヒー好きな方には特におすすめです。

国名の後にある、「□□農協」「○○農園」の文字、気になりませんか?!↓↓

「イグツィオーネ カフェ」のコーヒー豆は、東京三宿のコーヒー専門店『NOZY COFFEE』(ノージーコーヒー)のものを使用しています。

『NOZY COFFEE』は、日本各地はもとより海外から訪れる人も多いという超人気店。

人気の理由は、厳選して買い付けた「シングルオリジンコーヒー」にこだわっていること。

と、さらっと書いてみましたが、私、「シングルオリジンコーヒー」という言葉、初めて聞きました。笑

(オーナーさんから教えてもらった話にとても感激したため、少々説明が長くなります。。
「知ってるよー」という方、次の項目まで読み飛ばしちゃってくださいね)

シングルオリジンコーヒーとは「コーヒー豆の生産国、生産地域、生産処理方法が明確で、またそれらが一切ブレンドされていないコーヒー豆のこと」なんだそうです。(『NOZY COFFEE』サイトより)

同じ銘柄でも、その農園の環境や育て方、収穫後の処理方法によってコーヒー豆の個性が違ってくる。
そのため、“農園単位”でコーヒー豆をとらえる。

…分かるような、分からないような

コーヒーは好きだけど、そういう知識は全くない私、勇気を出してオーナーさんに聞いてみました。

「それは、スーパーのお野菜に例えると、いつも飲んでいるコーヒーが『◯◯県産きゅうり』だとすると、シングルオリジンコーヒーは、顔写真なんかが貼ってある『鈴木さんが作ったきゅうり』のような感じですか?!」

我ながら、なんて庶民的な例え!!

でもオーナーの奥さん、とっても気さくな方で、

「そうそう!その通り!!」

と優しく答えてくれました。(よかった。。。)

それで、メニューに農園名が書いてあるんですね。

バイヤーが現地に行って、実際にカッピングし、本当においしいと思ったものだけを買い付けているという、『NOZY COFFEE』の「シングルオリジンコーヒー」。
(ちなみに「カッピング」とは、コーヒーを様々な角度から評価することらしいです。とっても簡単に言えば「味見」!)

規模は小さくても、手間暇かけて本当においしいコーヒー豆作りをしているような農園を正当に評価する“フェアトレード”も意識しているといいます。

その年の、その土地の、その豆にしかない風味を味わうことができる「シングルオリジンコーヒー」。

次にいつ同じ豆が入ってくるか全く分からないため、

「よくお客様には『うちのコーヒーは“一期一会”ですよ』なんてお話をさせてもらうんですよ」

とオーナーさん。

“一期一会”のコーヒー、とっても魅力的な響きですね。

オレンジ?ピーチ?青りんご?「どのコーヒーにしようかなぁ?」と迷ったら、お好みの“風味”で選んでください♡

「イグツィオーネ カフェ」では、浅煎りにしたシングルオリジンコーヒーを、その油脂分・風味などをよりダイレクトに感じられるよう、「フレンチプレス」でいれてくれます。

なので、「どのコーヒーにしようかなぁ?」と迷ったら、コーヒーメニューの下にある、

「Orange/Peach/Green apple…」などを参考に、自分の好みの“風味”で選んでみてくださいね。

これ、何かフレーバーを加えているわけではなく、コーヒー豆そのものの風味なんです。

「コーヒーは“果実”ですからね」

というオーナーさんの言葉に、ものすごく納得。
こちらのコーヒー、≪フルーティー≫という表現がぴったりです。

コーヒー好きな方、ぜひオーナーさんと語り合ってみてくださいね。
ご自身がコーヒー大好き!『NOZY COFFEE』の大ファン!であることが、とってもよく伝わってきて、

オーナーさんのお話を聞いてからだと、コーヒーがさらにおいしく感じられます。
(もちろん、何も聞かずに飲んでもおいしいです!)

話に夢中になって、コーヒーが冷めてしまっても大丈夫。
浅煎りで風味が豊かなため、「冷めてもおいしい」「少なくなっても苦くならない」
それもこちらのコーヒーの特徴です。

(あ、コーヒー苦手な方も安心してくださいね。
紅茶やジュースのメニューもちゃんとありますよ!)

「さらさら」「辛め」のカレーが絶品です!!

ランチメニューはこちらです。

オーナーさん手作りの「こだわりカレー」、絶品です!

カレーもかなりの評判のため、カレー屋さんだと間違えて訪れる人もいるというそのお味。

「さらさら」「辛め」のカレーが好みの方なら、きっと感激しちゃいます。

でも、他の人がたのんでいた「ホットサンド」も「森もりサラダ」も、おいしそうだったな~

ちなみにセットのケーキは「ガトーショコラ」か「ベイクドチーズ」の2種類から選べます。
もちろんこちらも、オーナーさんの手作りです。

オンモプラスですもの!子連れ情報~

いかがですか?
美術館の帰りに立ち寄れば、美術館の余韻そのままに、おいしいランチとコーヒーをいただける、そんな雰囲気たっぷりのお店です。

でも!!

「えーー。なかなか子どもを預けたりはできないけど、行ってみたいなぁ」
というママも安心してください!

「ベビーカーでいらっしゃるお客様もいますよ~」

「子ども用メニューはないですが、ホットサンドの具など、お子さんが食べやすいようにさせてもらいますので相談してくださいね~」

とオーナーさん。

店内には、子ども用のイスを一脚、絵本も少し置いてくれています。

お店の雰囲気だけ見ると、子連れは気が引けてしまう感じなのですが、オーナーさんが本当に気さくな方なので、その人柄を知った後では、安心して子どもと一緒におじゃましています。

ちなみに、貸切で幼稚園の友だち同士のクリスマスパーティーが行われたこともあるそうですよ。

普段のお店の雰囲気は、子連れグループでワイワイするという感じではない気がするのですが、

赤ちゃんのご機嫌のいいタイミングをねらって、ママがおいしいコーヒーを飲んだり、

ちゃんと座っていられるお年頃になったら、ちょっと大人なカフェの雰囲気を楽しませてあげたり、

そういう感じにちょうどいいんじゃないかな~という気がします。

(我が家は女の子だけなので勝手な想像なのですが、車もあるし、シックだし、男の子も好きな雰囲気かも!なんて思いました)

さらには、子どもたちと一緒にJazzを聞いてきました♪

こちらのお店、様々なセミナーやイベントが行われています。

特に音楽関係のイベントは多く、音楽練習にもよく使われているみたいですよ。

そして、子連れ歓迎な雰囲気のJazzの日があるということで、私も子どもたちを連れておじゃましてきました。

その日の「マンボ☆グリル」というグループの、ピアノ奏者さんに1才のお子さんがいて、そのお子さんもママと一緒に演奏を聞きにきていました。

そして、以前にも「マンボ☆グリル」の演奏を聞きにきたという赤ちゃん連れママと、たまたまお店に来たまだ2カ月の赤ちゃん連れのご夫婦、
さらにうちの娘たち…

気付くと、店内は子連れだらけになっていました。

手作りガトーショコラを食べて、ジャズを聞きながら絵本を読むという、なんとも贅沢な時間を過ごした我が子たち。
演奏後には、ウッドベースをさわらせてもらうという貴重な体験までさせてもらいました。

ちなみに、ミュージックフィー(料金)はかからないことがほとんどで、通常のメニュー代だけで音楽を聞くことができますよ。

次にいつ「マンボ☆グリル」の演奏があるかは今のところ未定ですが、
気になる方、ぜひお店に問い合わせてみてくださいね。

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IGUZIONE cafe(イグツィオーネ カフェ)

〒432-8015 浜松市中区高町200-25
tel:053-454-3131
営業時間: 10:00-21:00
定休日:不定休

※美術館から徒歩3分。車なら2分くらい。駅近のお店としてはめずらしく、駐車場がとっても広々です!

市役所から鹿谷に向かう坂道の途中、美術館をちょっと過ぎて「page・1」さんの前にバス停があって、そこがY字路になっているの分かりますか?
そのY字路を折り返して戻るように姫街道に入って50mくらい、左手に「IGUZIONE cafe」がありますよ。(徒歩ならもっと近道があるみたいです!)

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